R8話 善意のWing【翼】
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で急接近した俺は片手でキースラッシャーを持ったまま、右フックパンチをお見舞いする。あまりのスピードとパワー……その2つの積が、そのまま攻撃力に化ける??運動エネルギーの公式だ。
「うっ……」
「さてと???そろそろフィニッシュか…?」
「いや…まだ…まだだよ……!」
痛みを堪えながらも立ち上がろうとするゼロワン……その瞳???支配に反対し、自由を求めてのしあがろうと反抗する瞳。
俺はその瞳が……
バンバンバン!!!
「!……!?」
「……!?」
突如俺にぶつけられた弾丸…無論そこまでのダメージは無いのだが、気に障るのは当然である。
「あ…?」
「そこまでにしてもらおうか外道…!」
俺に銃口??変身アイテム兼用のそれを俺に構え、今にももう一発撃たんとしている。そんな彼はいかにも真面目感が漂う黒い髪の中背の青年。
ゼロワンは突如現れた彼に尋ねる。
「キミは…?」
「俺は宮下陽人???防衛学科一年生にして…仮面ライダーだ!」
陽人と名乗る彼は手に持っていたアイテムを腰に装着……そしてコウモリが描かれたハンコ型アイテムを取り出し、ベルトに押印する。
【バット!】
【Confirmed!】
【Eeny, meeny, miny, moe♪ Eeny, meeny, miny, moe♪】
どちらにしようかなと神聖さ漂う声音で歌うドライバー???それが下す答えは……正義のみ。
「変身!」
【バーサスアップ!】
【Precious!Trust us!Justis!バット!】
【仮面ライダーライブ!】
コウモリが羽ばたく様を複眼に持つ…正義の執行者。若き英雄???仮面ライダーライブ。
変身したライブはすぐさま俺に向かって銃弾を放ちまくり、俺に迫る。
「はああああっ!!」
「ふっ…」
キースラッシャーでそれらを全て弾きながら、ライブとの距離は一気にゼロになる。
「なぜこのゲームエリアに……誰の差し金だ?」
「この学校のマスコット猫が教えてくれたんだよ……お前の悪事をな!!」
「さっきから正義漢を気取って、俺を悪に仕立て上げようとしてるが???何か大きな勘違いをしているらしい。」
「っ!!」
俺はライブの腹を蹴って無理やり距離を取らせる。
「俺もお前と同じ仮面ライダー……絶対的主役ってやつだってこと覚えておけ。」
「何…?だったら何故コイツと戦ってる!?」
「ただのミニゲームだよ……別に殺そうだなんて思ってねーよ???ちょっと怪我は負うかもしれんが。」
「何だと……?」
「だが…お前のせいで白けた???また次の機会に遊
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