第五百二十話 ブライテンフェルトの会戦その十五
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「皆も異存はないわね」
「何処か知らないけれどありません」
ペコリーヌは笑顔で応えた。
「じゃあ次はそこで」
「他の皆は?」
異論はなかった、それでクイーンエリザベスはスサノオに顔を戻して告げた。
「そういうことよ」
「わかった、それではな」
「ええ、次はね」
「その場で戦おう、ではだ」
「あんたはここではよね」
「去らせてもらう。また会おう」
最後にこう言ってだった。
スサノオは大爆発を起こしその中に消えた、その後で。
ライダー達は変身を解いた、門矢は元の姿に戻ると仲間達のところに戻って話した。
「では俺達は悪魔との戦いに戻る」
「何かあればだな」
「呼んでくれ、すぐに来る」
加賀に対して答えた。
「そうするからな」
「わかった、ではな」
「まただな」
「会おう、そしてこれからもだ」
「私達はか」
「仲間だ、それぞれの世界でもな」
仲間だからだというのだ。
「何かあればな」
「呼んでか」
「共に戦う、いいな」
「わかった、ではな」
「今は勝ったことを祝う」
このことを純粋にというのだ。
「いいな」
「もう準備は出来てるにゃ」
明石が明るく笑って言ってきた。
「だからにゃ」
「今からだな」
「飲んで食べて歌って踊ってにゃ」
「祝うことだな」
「そうするにゃ」
「わかった、そうさせてもらう」
門矢も応えてだった。
戦士達は勝利の後の宴に入った、次の戦いはあるが今はそうして心から勝利を喜びかつその次の戦いに向けて英気も養うのだった。
第五百二十話 完
2022・5・15
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