第五百二十話 ブライテンフェルトの会戦その十
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「若しよけそこねるとですね」
「死ぬ恐れがあるからね」
まさにとだ、ディエンドは話した。
「だからだよ」
「まずは攻撃されないことですね」
「先んずれば人を制するというのはね」
「戦いにおいても同じですね」
「そうですね」
クロエとヴァルキリーも言った。
「だからこそ」
「まずはですね」
「そう、先にだよ」
何といってもというのだ。
「倒していこうね、どの組織の怪人もだけれど」
「ショッカーの怪人達はですね」
「特にということですね」
「そうだよ」
ディエンドは話した。
「それでだよ」
「他の組織や種族の怪人よりも注意して」
「攻撃を出してくる前にですね」
「倒していこう」
こう言うのだった。
「いいね」
「わかりました」
「そうしていきます」
二人も頷いて応えた、そうしてだった。
他の戦士達と共に戦っていった、怪人達が攻撃を出す前に。
それはクウガも同じだった、怪人達が攻撃を出す前にだ。
攻撃をして倒す様にしている、それで言うのだった。
「本当にショッカーってのはな」
「攻撃が凶悪だよね」
「全くだ」
イタリアとドイツが応えた。
「お陰で気が抜けない」
「高圧電流とかもあるしね」
「さっき俺が倒した奴だな」
洋が言ってきた。
「ナマズギラーだ」
「そうそう、それだよ」
「その怪人だ」
イタリアとドイツもそうだと答える。
「恐ろしい電流を出してだ」
「攻撃力洒落にならないよね」
「とんでもない奴だ」
「あの、とんでもない奴しかです」
こう言ったのは雪輝だった。
「いないですよね」
「ショッカーの怪人ってね」
由乃も応えた、今も雪輝といる。
「そうだよね」
「そうそう、本当にね」
「だから怖いよ」
ショッカーの怪人達はというのだ。
「私もね」
「ショッカーの時はスサノオも世界征服考えていたしな」
クウガが言ってきた、言いつつトカゲロンが右手に持っている丸井爆弾を蹴ろうとしてくる前に倒している。
「だからな」
「余計にですね」
「凶悪なんですね」
「最初の頃だけれどな」
ショッカーのというのだ。
「そうだったしな」
「だからだね」
「怪人達も凶悪だな」
「そうなんだよ、世界征服は早々に諦めても」
それでもというのだ。
「実は。けれど怪人の性質はな」
「変わらなかったんだね」
「ショッカーでいる間は」
「そうなんだよ」
イタリアとドイツに話した。
「流石に初期とそれ以降じゃ怪人の傾向も違うけれどな」
「そういえば蜘蛛男と地獄サンダーで全然違うな」
「ああ、外見のタイプとかがな」
フランスはイギリスの指摘に頷いた。
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