第五百二十話 ブライテンフェルトの会戦その三
[8]前話 [2]次話
「今回もよいな」
「僕達は連携し合って頭も使って」
「そうして戦っていくぞ」
「わかりました」
鬼太郎は父に応えた。
「ではそうしてです」
「戦っていくぞ」
「そうしましょう」
「ではです」
キバーラがまた言ってきた。
「皆さんご一緒に」
「はい、戦っていきましょう」
水鏡が応えた。
「陣形はもう整えていますし」
「それを守ってです」
「そうしていきましょう」
「それでは」
戦士達は頷き合いそうしてだった。
突っ込んできた敵の大群をまずは受けた、そのうえで。
ショッカーの怪人達を倒していった紫苑はシラキュラスを両断してから強い声でこう言った。
「さて、虱を倒しましたが」
「虱だけではないですよ」
朱奈が応えた。
「蟹も蚊も蠅もです」
「次から次に来ますね」
「はい、ですから」
それでというのだ。
「私達はです」
「一体倒してもよしとせず」
「倒していきましょう」
「それでは」
「姫様の言われる通りですじゃ」
白老も刀を手にして言う。
「戦いが終わるまでは」
「気が抜けないですね」
「そうですぞ」
「全くだな、相変わらずの数だ」
紅丸も言ってきた。
「油断は出来ない」
「しかも倒しても倒しても出て来る」
蒼影も言う。
「何体倒してもな」
「ではですね」
紫苑はあらためて言った。
「この戦いも」
「そうだ、最後まで戦っていくぞ」
紅丸はまた言ってだった。
そのうえで戦っていく、そのうえで多くの怪人達を倒していった。
紅麗はその戦局を見て言った。
「私も時が来ればな」
「即座にですね」
「戦場に入りだ」
雷覇に答えた。
「そのうえでな」
「戦われますね」
「その時が楽しみだ」
「その時は僕も一緒だよ」
パックが嬉しそうに言ってきた。
「僕の氷とね」
「私の炎がだな」
「一緒だとね」
それならというのだ。
「凄いことになるよ」
「相反するものが一つになるとな」
「焦凍君がそうだね」
その彼を見て話した。
「彼にしてもね」
「炎と氷か」
「その二つがあって」
そしてというのだ。
「あの強さだよ」
「そしてか」
「僕と君が一緒に戦ったら」
パックは紅麗にさらに話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ