第五百二十話 ブライテンフェルトの会戦その二
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「俺達はな」
「そうなんですか」
「必要なら乗るが」
それでもというのだ。
「あまりだ」
「乗るつもりはないですか」
「むしろ空からだ」
そこからだというのだ。
「戦いたい」
「ああ、空ですか」
「空から戦うとな」
そうすればというのだ。
「マシンに乗って戦うよりもだ」
「確かに有利ですね」
「だからそうしていく」
「それがいいわね」
ルイズは門矢の言葉に納得した顔で頷いて応えた、そちらの方が有効だと彼女もわかってのことである。
「確かに」
「そうだな」
「ええ、じゃあね」
「そうしてだ」
そのうえでというのだ。
「戦っていくぞ」
「ここでもね」
「陣も整えてな」
「空から見ると確かに違う」
その空を飛ぶターニャの言葉だ。
「それも全くだ」
「そうそう、戦場が広く見えてね」
海東が応えた。
「そしてね」
「空からの攻撃はな」
「物凄い威力があるね」
「だから私達がいる」
ターニャは言い切った。
「空で戦う者達がな」
「君達の世界でもね」
「そうしている、そしてだ」
ターニャはさらに話した。
「この戦場でもそうして戦うな」
「是非ね」
「よくわかった、正しい」
「うん、じゃあね」
「訓練もしていこう」
決戦に備えてというのだ。
「そうしていこう」
「そうしてね」
「ここでも神に勝つぞ」
スサノオにとだ、こう言ってだった。
戦士達はブライテンフェルトでも決戦の用意を行いかつ訓練もしていった、そして決戦の日になるとだった。
戦士達は布陣を整えて時間を待った、そして時間になると。
まず四人のライダー達が変身した、キバーラはそれが終わってから言った。
「それではです」
「はい、今回はショッカーですね」
鬼太郎は目の前に出て来た敵達を見て言った。
「敵の組織は」
「そうですね、ショッカーと戦いましょう」
「そうしましょう」
是非にと言うのだった。
「今から」
「それでは」
「鬼太郎、敵の数は多いがじゃ」
頭にいる目玉の親父が言ってきた。
「しかしじゃ」
「ただそれだけですね」
「もう連携も何もなくな」
「突っ込んできているだけですね」
「相変わらずじゃな」
目玉の親父は腕を組んでこうも言った。
「知能も感情もなくじゃ」
「暴れるだけで」
「その分楽じゃ」
「力は凄いですが」
「だからな」
それでというのだ。
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