アインクラッド編
第1話:ログアウトできなくなっちまったんだが
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キリト「やばいなんてもんじゃない・・・βテスト時代誰も到達できないとされていた13層まで攻略するなんて・・・!パーティーは?一体何人で挑んだんだ?」
スズキ「ソロ」
キリトクライン「!?」( ゚皿゚)
スズキ「な・・・なんだよ!!どうせ俺はパーティもロクに組めないただのゲーオタですよッ!」
キリト「いや・・・・ちがう・・・・あぁ!もう訳がわからなすぎる!」
クライン「俺にはよくわからんがスズキがとんでもなく強い奴ってのはわかったぜ・・・」
キリト「どれだけβテストの中にいたんだよ・・・・」
ちなみに俺はβテスト中はほぼ毎日15時間くらいやってたぜ☆
腹が減ったら飯食ってまた入っての繰り返しだったからあれ?おれいつ寝た?って感覚は日常茶飯事だった。
不健康とはまさに俺にピッタリな言葉だろう!
キリトは色々頭を悩ませたのもつかの間、少し冷え切った所で再び狩りを再開した。
そこでほぼ夕方へと差し掛かりクラインも宅配のピザを頼んでいたのでひとまず解散することとなった。
連絡も交換し合ったことで俺は街へと帰ろうとした。
クライン「あれ?ログアウトボタンがねぇ・・・・」
背後からそんな声が聞こえたので俺は振り帰った。
キリトと俺も確認するがそこに本来あるはずのログアウトボタンがなかった。
クライン「まぁ今日は正式サービスの初日だ。バグの一つや二つがあって当然なのかもな!」
クラインはそう言うが、最新のゲームを何年もプレイしてきた俺は違和感を覚えた。
それはアナウンスやサーバーのダウンが行われていないということだ。
俺たちはたまたま今気づいたがもっと早くログアウトボタンがないと気づいたプレイヤーもいただろう。
それなのに運営は何もしていない。
嫌な予感がした。
スズキキリトクライン「!?」
俺たち3人は突然はじまりの街の広場に集められていた。
スズキ「スゲェな・・・全プレイヤーいるんじゃね?何かのイベントとか始まるのか?ホラ。レイド的な」
キリト「いや。イベントだとしてもこんなにプレイヤーが集められるのはおかしな話だ。そもそも俺達は今強制的にテレポートさせられた」
キリトは冷静にそう返してきた。
すると頭上に謎の文字が点滅していた。
WARNINGガバァァァァァァァァァァァ
その文字は空全体へと広がり、そこから謎のローブをまとった何かが現れた。
GM「プレイヤーの諸君。私の世界へようこそ。私の名前は茅場明彦。今やこの世界をコントロールすることの出来る唯一の人間だ」
マジかよ。このゲームの製作者さん直々の登場だぜ・・・
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