アインクラッド編
第1話:ログアウトできなくなっちまったんだが
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俺のステータスはなぜかいきなりレベル100超え。
HPとSP・攻撃力と防御力に至っては訳のわからん数値でてるし・・・ソードスキルもメッチャあるやん・・
こんなんチーターやん・・・・
さすがになんかの不具合であると信じたい。
でないと俺が最新型RPGのチーターってネットで炎上されて罵られること間違い無しやん。
一度画面を閉じてもう一度確認するも結果は同じだった。
スズキ「まさか初日からこんな苦悩を得るとは・・・・とほほ」
とりあえず街へ戻ってブラブラしようかと考えていると遠くから声がした。
???「おーい!そこのアンタ!」
スズキ「オレか?」
さっき向こうでモンスター狩りをしていた2人組に声をかけられた。
???「さっきの一撃凄かったな。どんなソードスキルを使ったんだ?」
スズキ「いや・・・ソードスキルは使ってないんだけど・・・」
俺の言葉に2人はあっけに取られたような顔をしていた。
俺なんか変なこと言った?
???「じゃ・・じゃあこの周辺のモンスターが消滅したのは・・・」
スズキ「普通に剣振っただけだぞ?」
???「ちなみにレベルは・・・・・・」
スズキ「108。けどこれたぶんバグかなんかだから正常な奴じゃないだろう」
???×2「「《゚Д゚》」」
あまりのことに口が回らない彼らだったがすぐに話を元に戻し本題へ入った。
聞けばこの黒髪の男も元βテスターらしくもう一人のビギナープレイヤーに戦い方を教えていたのだそうだ。
そこで俺の一撃を見て俺からも協力してくれないかと頼まれたのだった。
スズキ「まぁ俺でよければ。とりあえず自己紹介しようぜ!これからもしかしたらまた会うかもしれないしな」
キリト「そうだな。俺はキリト。そしてこっちが」
クライン「クラインだ!よろしくな兄ちゃん!」
スズキ「あぁ!俺はスズキ!よろしくなキリト、クライン!」
そこから俺はクラインへソードスキルの基礎とゲームの情報をキリトと説明した。
このゲームは第100層まであるらしく各層ごとに街や迷宮区(ダンジョン)が存在する。
アイテムなども複数あり、剣などの装備品はもちろん回復アイテムや攻撃アイテム、そして蘇生アイテムなども存在する。
典型的なRPGの仕様に基づいたゲームである。
キリト「スズキこのゲームにやけに詳しいな。βテストの時何層まで行けたんだ?」
スズキ「テスト期間終了までのダンジョンとボスは全部倒したぜ。まぁもう少し欲しかったんだがβテストだし仕方ねぇか!」
キリト「は!?ぜ・・・全部!?ということは13層まですべて!?」
なぜかキリトは驚いていた。
クライン「なんだ?13層ってそんなにやばいのか?」
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