第五百十九話 牧野の死闘その七
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
そこに実際にシャカのオームが来た、シャカは技を放ってから平然として言った。
「避けたか。ならよし」
「あの、俺達攻撃されたところにいましたから」
「覚えておいて下さいね」
亀吉と春鹿で言った。
「危なかったんですよ」
「避けなかったから」
「避けたらいいではないですか」
目を閉じ平然としたまま答えた。
「では次の攻撃に移りましょう」
「若し死んだらどうしてたの?」
サフィはシャカに問うた。
「シャカの攻撃で」
「それもまた運命」
サフィにも平然と答えた。
「それに生き返らせてもらうのでいいではないですか」
「これがシャカなんだよ」
デスマスクが三人に話した。
「よくわかったな、俺でも技出す時はよけろって事前に言うだろ」
「はい、そうしてくれます」
「積尸気冥界波とか積尸気蒼鬼炎とか出す時は」
「そうするわね」
「危ない技だからな」
広範囲を攻撃し多くの者を巻き込むからだ。
「言うんだよ」
「俺のエクスカリバーも然りだ」
シュラも自分の技について話した。
「振った先を遠くまで両断するからな」
「やっぱり言ってくれますね」
「エクスカリバーを出される前は」
「事前に」
「私のロイヤルデモンローズやピラニアンローズも危険なので」
アルロディーテも二人と同じであった。
「警告を出します」
「お陰で助かっています」
「アフロディーテさんの薔薇は毒がありますからね」
「奇麗だけれどね」
「戦いでは犠牲はあるものです」
シャカは次の攻撃の準備をしつつ述べた。
「そして死ぬのもまた運命」
「いや、運命でもですよ」
「犠牲は付きものでもです」
「その前に言って欲しいから」
「皆さんならよけるでしょう、よけなければそれまで。では再びオームを出します」
こう言ってだった。
シャカはまたオームを出した、今度は味方は最初からいなかった。その為亀吉達も今度は言わなかった。
アリアはキバをサポートして銃撃を行いつつ共にいるキンジに話した。
「いい?このままね」
「ああ、攻撃を続けてだな」
「そうしてね」
そのうえでというのだ。
「敵をやっつけていきましょう」
「そうだな」
「紅さん助けてね」
「悪いな」
キバットがベルトから言ってきた。
「お陰で助かってるぜ」
「こっちもね、やっぱりライダーの人達は強いわ」
「その戦い方は勉強になります」
キンジも銃を使いつつ話した。
「それで見させてもらっています」
「僕なんかでそうなるのだったらね」
他人の手本にとだ、キバは応えた。
「凄くね」
「いいですか」
「嬉しいよ」
こう応えるのだった。
「僕としてもね」
「そうなんですね」
「だから僕でよかったら」
キバはさら
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ