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strike witches the witches of stratos
Ep-02
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。ネウロイに突撃。
抜刀。
すれ違い様に放たれた斬撃が、ネウロイの半身を斬り裂いた。
砕け散る白い欠片を置き去りにして、優刀は上昇。上空からネウロイに襲い掛かる。
再生を始めたネウロイは迫る優刀から逃れようするが、バルクホルンから機関銃の掃射をあびて、動きを封じられる。
心強い援護を受けて、優刀はネウロイに突っ込む。
「これで、終わりだ!」
蒼穹に瞬く白刃。
唐竹に振り下ろされた一撃は、コアごとネウロイを一刀両断した。
切り捨てたネウロイを背後に残して残心。刀を血振りするように振り下ろし、鞘に収める。
鍔なりの音共に、背後のネウロイが白い破片となって粉微塵に吹き飛んだ。
◇ ◇
「敵全滅を確認、周囲に新たな敵影は確認できず」
武子からの報告に、優刀はようやく緊張の糸を解くと、一機のISが近づいてきて声をかけた。
「お久しぶりですね、緋村くん」
「……真耶さん」
「欧州にいるって聞いてましたけど、まさか、こんなところで会えるとは思っていませんでした」
真耶は優刀を見て、微笑した。
嬉しそうで、それでいて悲しそうな笑みだ。
哀切な表情の真耶に、優刀は気まずそうに笑みを浮かべて返した。
「真耶さんは、どうして欧州に?」
「政府からの要請で、ISの対ネウロイ戦のデータ収集に」
「そう、ですか」
それきり、二人は一言も発しず相手を眺める。
互いに何か言いたげではあったものの、言葉が見つからない。
「……では、後は我々が引き継ぎます」
結局、かける言葉が見つからず、優刀は任務の引き継ぎに移った。
「後はよろしくお願いします」
「……失礼します」
僅かな躊躇の後、優刀は真耶に背を向ける。
真耶の何か言いたげな様子が背後から伝わったが、優刀は構わず武子たちの元へ向かった。
◇ ◇
「部隊長、彼は一体」
去っていく優刀の背中を見て、部下の少女が真耶に尋ねた。
「……彼は緋村優刀君。扶桑皇国空軍に所属する数少ない魔法力が使える男の子です」
「へえ、都市伝説か何かだと思ってましたけど、本当にいたんですね」
少女は物珍しげに去って行った方へ再び目を向ける。
まるで、魔法力が発現するのは圧倒的に女子が多いのだが、何事にも例外と言うものがあり、極稀に男子が発現する事もあった。
彼も、その数少ない例外の一人であるが、部下の珍獣を見るかのような眼差しに、真耶は苦笑を浮かべるしかなかった。
「お知り合いだったんですか?」
「え、ええ……以前、任務で一緒になったことがありまして」
部下の質問に、真耶はあいまいに頷いて答える
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