暁 〜小説投稿サイト〜
strike witches the witches of stratos
Ep-02
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込むと、機関銃の引き金を引いた。
 敵は放たれた機銃弾を右に回避。だが、上空からロケット弾が襲い掛かり、右主翼のつけ根に直撃。根元から吹き飛ばした。
 ロケット弾を撃ち込んだのは二番機の位置についていたバルクホルン。
 優刀と交差するように降下。急上昇して、再びネウロイにロケット弾、パンツァーファウ

スト3を発射する。
 ロケット弾はネウロイの左主翼に命中。爆炎が翼をもぎ取っていった。
 その瞬間、優刀は加速。敵が再生し終える前にトドメをそうと、距離を一気に詰める。
 照準、そして引き金を引く。
 だが、

「優刀、後ろだ!」

 バルクホルンからの通信に、振り向く。
 別のネウロイが後方から迫っていた。
 敵の翼下からミサイルが発射される。
 優刀は左右へロールして、回避機動をとるが、ミサイルは食らいついてきて離れない。
 機首を下げて急降下。その背中をミサイルが追う。
 だが、次の瞬間。
 優刀はエンジンのスロットルを引き絞り減速。両足を前に突き出し、エンジンに魔法力を叩き込み加速。撥ねる様に急旋回した。
 ほぼ鋭角に近い急旋回に、目標を見失ったミサイルはそのまま地表に落ちていく。
 そして上昇。
 先ほどミサイルを撃ってきたネウロイが再びミサイルを放ちながら突っ込んできた。
 臆せず真っ直ぐに突っ込む優刀。
 迫るミサイルを、バレルロールで躱す。
 すれ違い様に、その胴体を機関銃で縦一閃に斬り裂いた。 
 
「もらった!」

 上空から急降下してきたバルクホルンが、旋回しているネウロイの胴体に機銃弾を叩き込む。ネウロイの体に次々と穴が穿たれていく。
 そして、駄目押しとばかりに放たれた一撃が、ネウロイの中心部を破壊し、赤く光る物体を露出させた。
 ネウロイのコアだ。
 急降下の中、バルクホルンは狙いをつけてさらに引き金を引く。
 放たれた銃弾は、迷うことなくコアを貫く。   
 コアが貫かれた瞬間、ネウロイは白い破片となって砕け散った。

「一機撃墜確認。バルクホルン、次に行くぞ」

「ああ」

 撃墜するところを確認した優刀は次の敵に向かう。
 旅客機に向かおうとしていた敵に、下から突き上げる様にして襲いかかった。     
 放たれた火球が、ネウロイの装甲を引きはがしていく。
 すると突然、機銃弾の豪雨の勢いが弱まった。

「ちい、詰まった!」

 連射の無理がたたったのか、見ると銃身が赤熱化していた。 
 敵はその隙を逃さず、加速し弾雨を抜け出すと反転。真正面から突っ込んでくる。
 敵との距離は僅か3000メートル。予備銃身と交換している暇はない。
 優刀は機関銃を投げ捨てると、腰に差した扶桑刀に手をかける。
 ユニットに魔法力を注ぎ込み、加速
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