第五百十八話 サラトガの攻防その十四
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「間もなくだ」
「終わるね」
「そうだ」
間違いなくというのだ。
「スサノオを倒せばな」
「じゃあここでもだよ」
「最後の最後までだ」
「戦っていこうね」
「さて、もうイマジン達は出て来ないみてえだが」
「最後の一撃ですなあ」
すばるが清弦に応えた。
「ほんまに」
「だからな」
「もうちょっと戦っていきますで」
「そうするぞ」
「ほなそういうことで」
「まだだ!」
無免ライダーも叫んだ。
「こんなところで負けるか!」
「その通りだね」
「全くですわ」
寧音とすばるはムメンライダーの傍に来て彼に声をかけた。
「そうですさかい」
「うち等もやるよ」
「無免ライダーさんを見てますと」
「そうした気持ちになるね」
「俺を見てなのか」
無免ライダーは二人の言葉を聞いてまさかという顔になって言った。
「まさか。俺は全く何も出来ないのに」
「いえ、出来ています」
その彼にジェノスが言ってきた。
「貴方は誰よりも」
「そうなのか」
「貴方は誰よりも勇気があります」
本人に言うのだった。
「そして挫けません」
「そのあんたを見ているとな」
レスターは斧を手に笑って話した。
「俺もやらせてもらうってなるんだよ」
「そうです、貴方の勇気にはいつも心を打たれます」
ランディもレスターの隣から言う。
「俺達もかくありたいと」
「だからな」
「貴方は何も出来ないんじゃないですよ」
「あんたみたいに出来る様になりたい」
「そう思うんです」
「そういうことだよ、あんたは誰よりも強いよ」
寧音は無免ライダーに邪気のない笑顔で語った。
「うちなんかよりもずっとね」
「そんな、あんたの強さは」
「心がだよ、その心にいつも打たれてるんだよ」
「その通りだ、では最後までだ」
黒乃も言う。
「戦いスサノオを倒すぞ」
「あんたがいれば大丈夫だ」
清弦も笑って話す。
「だから一緒に戦ってくれるな」
「そう言ってくれるならだ」
「ああ、やろうな」
無免ライダーに微笑んで言ってだった。
戦士達は無免ライダーと共に攻勢に出た、他の場所でも戦士達は数が減ってきたイマジン達に攻勢に出てだった。
遂に最後の一体を倒した、そうしてだった。
ダイアモンドヘッドの姿のスサノオを見てだ、モモタロスが言った。
「良太郎、いよいよだ」
「うん、フォームを変えるね」
「あれでいくぞ」
「デンライナーフォームだね」
「五人全員のな」
「それになってだね」
「思いきり戦うぞ」
「そうしようね」
良太郎もそれでと頷いた。
「今こそね」
「よし、じゃあフォームチェンジだ」
「そうしよう」
「じゃあ今からやろうね」
「そや、俺達もいくで」
「力
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