第五百十七話 ライプチヒの熱闘その十五
[8]前話 [2]次話
そして遂にキュリオスの姿のスサノオだけとなったが。
カブトはここでハイパーカブトになり仲間達に告げた。
「安心しろ、何があってもだ」
「勝てますね」
「勝つ」
芳佳に答えた。
「可能ではない、確実だ」
「確実ですか」
「俺は嘘は言わない」
言葉はいつもの調子だった。
「その俺が言う、俺達ならだ」
「勝つんですね」
「何があろうともな、ではな」
「戦うぞ」
ガタックも言ってきた。
「皆で力を合わせて」
「そうだ、来るのだ」
スサノオの方も言ってきた。
「私に諸君達の力を見せてもらおう」
「その言葉受けた」
ドレイクが応えた。
「なら今からだ」
「私と戦ってだな」
「勝つ、天道の言う通りにな」
「俺達が正面から攻める」
ハイパーカブトはまた仲間達に話した。
「だから君達は援護を頼む」
「わかりました」
コッコロが真剣な顔で頷いて応えた。
「それならです」
「頼めるな」
「頼まれます」
「その言葉受けた、ではだ」
「戦いましょう」
コッコロのこの言葉が合図となってだった。
戦士達はスサノオとの戦闘に入った、ハイパーカブトの言う通りにライダー達が正面から攻めてだった。
それぞれの世界の仲間達は援護攻撃を行った、それがはじまってだった。
久秀は楽しそうに道三に話した。
「うふ。こちらでもですね」
「うむ、人は全力で神に向かっている」
道三は腕を組んで久秀の言葉に応えた。
「勝たんとしてな」
「そうですね」
「神に勝つのは至難の技だ」
道三はこうも言った。
「しかしだ」
「一人一人が己を磨き」
「そして力を合わせるならだ」
そうすればというのだ。
「必ずだ」
「倒せますね」
「現にそうしてきたしな」
「こちらでもですね」
「同じだ」
「そうだ、僕達は勝つ」
ひよりも言ってきた。
「この戦いでも」
「その通りだ、では我々はだ」
「皆が戦いに勝った後で」
「祝う為の準備をしておこう」
「わかった」
ひよりは道三の言葉に頷きそちらの準備に入った、そして。
指示を出す者もその立場から戦っていた、オールマイトは強い声で言った。
「佐土原君と日野君は右に回ってくれ」
「そちらにですか」
「そうしてですか」
「そこから攻撃してくれ、シュエメイ君そしてシュエラン君と合流してな」
「わかりました」
「そうします」
「戦局は見ている」
オールマイトは確かな声で述べた。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ