第五百十七話 ライプチヒの熱闘その十四
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「もう何かあると」
「智樹君は確信犯だしね」
それで覗いたりするからだというのだ。
「だからね」
「それで、ですか」
「そうよ、尚更ね」
「そうした時はぶっ飛ばされるんですね」
「そうなっているのよ」
「確信犯は仕方ないね」
「あたし達はいいにしてもね」
ジャスミンもマギーもそれはと述べた。
「そんなことしたらね」
「流石に殴られるかもね」
「あの、幾ら何でもです」
樹は智樹にどうかという顔で述べた。
「智樹さんは酷過ぎます」
「げっ、樹ちゃんもそう言うのかよ」
「言いまず」
真剣に咎める声であった。
「誰でも」
「うう、俺はそうなのか」
「若しわらわの着替えを覗くとじゃ」
プリシラは強い声で言ってきた。
「命はないと思え」
「殺害予告ですか」
「予告ではない、警告じゃ」
そちらだというのだ。
「確実な、な」
「確実ですか」
「首が胴から離れるぞ」
プリシラは本気の顔のまま言い切った。
「よいな」
「そ、それはまた」
「わかったのう」
「はい、よくわかりました」
智樹もこう返した。
「プリシラさんには何もしません」
「そういうことでな」
「私達も覗いたら殺す」
利家も言ってきた。
「思いきりぶっ飛ばす」
「そうだぞ、覗きなんかするな」
勝家も言ってきた。
「どうせいつもあたし達の肌見てるんだろ」
「まあラッキースケベで」
「だったらそれで満足しろ」
こう智樹に言うのだった。
「やたら水着になるしな、あたし達」
「確かに」
利家はその指摘に頷いた。
「なら覗かない」
「そうします」
「わからないならわからせる」
利家はこうも言った、そうした話をしている中でも戦いは続き三日目に入りそしてその三日目も終わろうとする時には。
ワーム達も減ってきていた、シャーロットはその状況を見て言った。
「後はな」
「うん、掃討戦だね」
フランチェスカが応えた。
「それになるね」
「その段階だな」
「スサノオ以外はやっつけて」
フランチェスカはシャーロットと共に空から銃撃を行いながら話した。
「そうしてね」
「そのうえでな」
「スサノオだけにしてね」
「ここでもあいつと戦おうな」
「そうしようね」
「ライプチヒでも勝つわよ」
ミーナも攻撃を行いつつ強い声で言った。
「いいわね」
「ああ、その為にもな」
「掃討していこう」
「そうしていくわ」
二人に言ってだった。
ミーナは攻撃を続け二人もそうしていった、戦いは事実掃討戦になっていて戦士達は残っていたワーム達を倒していった。
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