第五百十七話 ライプチヒの熱闘その十
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「だからね」
「このことはか」
「言わないことなのね」
「そうしてあげてね」
二人に戦いつつ話した。
「わかっていても」
「そうか、じゃあな」
「そうさせてもらうわ」
「実際はどうでも」
京も言ってきた。
「そういう設定なら」
「それでいくか」
「そうしないと駄目ね」
「私達も思うが」
クリスティーアは本音を述べた。
「設定だからな」
「別ってことでか」
「やっていくことね」
「そうしてくれると嬉しいです」
「そういうことで宜しくな」
由紀江と絵馬も言ってきた。
「是非な」
「お願いします」
「そこまで言うならな」
「私達も」
「そうだな、それでいいのならだ」
ザビーも言ってきた。
「そういう設定でもいい」
「そうですか」
「私達にしましても」
「ああ、たまに逆になってるがな」
それぞれのキャラがというのだ。
「だが由紀江さんは由紀江さんでな」
「絵馬は絵馬ですね」
「また別ですね」
「それを言い出したらそれぞれの世界できりもなくなるだろ」
ザビーは大兎とヒメアにこうも話した。
「そうだろ」
「そうですね、確かに」
「そうもなります」
「由紀江さんそっくりな人もいますし」
「そう考えますと」
「ああ、別の魂を持つならそれでいい」
まさにというのだ。
「そういうことでな」
「わかりました」
「納得していきます」
「そういうことでな、じゃあこれからもな」
ザビーはここでボクシングスタイルを取った、パンチを中心に繰り出すこのライダーらしいスタイルだった。
「戦っていくか」
「そうしましょう」
「この場所で」
「おう、やろうぜ」
「そうしましょう」
由紀江と絵馬も応えた。
「ここで・・・・・・あっ」
「おっと、魂が入れ替わったな」
ここで由紀江は言葉を換えた。
「私はこっちでした」
「俺はこっちだったな」
「うん、そこ気をつけてね」
「皆わかっていてもね」
「設定は本人が最も守るものだ」
一子と京それにクリスティーナも言った、そうしてだった。
戦士達はこの場でも力を合わせて戦った、その傍ではなのはがフェイトそれにはやてと三人で戦っていたが。
戦局を観てだ、なのはは真剣な顔で述べた。
「まだまだね」
「ええ、そうね」
「戦いは終わらんで」
フェイトとはやても頷いて応えた。
「敵は次から次に出て来てるわ」
「それならよ」
「まだまだやで」
「そうよ」
まさにと言うのだった。
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