第八十二話 わるいおうさま
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んでも早すぎないか? それに局長自ら諜報活動をするのもなあ……」
「前線に出るのがお好きな陛下に諭されるのは心外でございます」
「う、ううむ。まあ、クーペ自ら活動した方が確実か」
「お褒めいただき、ありがとうございます」
ロスシルトの顔をしたクーペは、ニッコリ笑って一礼すると執務室を出た。
「ゲルマニアで権勢を誇る男。向こうはオレを利用するつもりで近づいて来たのかも知れんが、逆にこっちが利用してやろう」
悪い笑みを浮かべ、マクシミリアンはタルブ・ブランデーを堪能した。
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