暁 〜小説投稿サイト〜
水の国の王は転生者
第八十二話 わるいおうさま
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
んでも早すぎないか? それに局長自ら諜報活動をするのもなあ……」

「前線に出るのがお好きな陛下に諭されるのは心外でございます」

「う、ううむ。まあ、クーペ自ら活動した方が確実か」

「お褒めいただき、ありがとうございます」

 ロスシルトの顔をしたクーペは、ニッコリ笑って一礼すると執務室を出た。

「ゲルマニアで権勢を誇る男。向こうはオレを利用するつもりで近づいて来たのかも知れんが、逆にこっちが利用してやろう」

 悪い笑みを浮かべ、マクシミリアンはタルブ・ブランデーを堪能した。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ