双子の修行
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ようだね。なら質より量で行こうかな」
両手に気弾を作ると悟飯に向かって先程よりも密度が上がった気弾を連射し、凄まじい弾幕に悟飯は避けられずに何発も喰らってしまった。
そしてボロボロになったところをデンデに治療してもらうの繰り返し。
「流石の昔の…大魔王だった俺でもここまではやらんぞ…す、少しは加減したらどうだ?強くなる前に死んでは元も子もないぞ…!?」
「嘘だー、昔は悟飯を全力で岩に叩き付けようとして潜在能力を自覚させようとした癖に」
「ぐう…っ!」
あれは死ぬとまではいかなくとも、当時の気の扱い方を碌に知らなかった悟飯では大怪我になっていただろう。
自分のやり方に難色を示されても昔のピッコロの修行方法を知ってる悟林からすればピッコロの言葉には説得力が微塵もない訳で。
「ピッコロさん、じゃあ私からも聞くけど今の根っこが甘々な悟飯ちゃんが普通の修行でまともになると本気で思ってる?」
「そ、それは…」
「ピッコロさん…そこは何とか言って下さいよ…」
死にかけから復活した悟飯。
悟林の言葉に口を閉ざしてしまった師匠にせめて少しは反論して欲しかったと思う。
「あ、治ったんだ。それじゃあ再開」
「少しは休ませて下さいよ!?」
「大丈夫、ヤバくなったら休ませてあげるから。それまでは死と隣り合わせの修行を頑張りなさい!!ギャリック砲!!!」
今度はギャリック砲で攻める悟林。
それに対して悟飯は再び必死に逃げる。
「ね、姉さん…強くなったら…覚えていて下さいよ…!」
「へえ、そう言うのはあの姿に自由に変身出来るようになってから言いなさいね。でもそこまで強くなりたいなら仕方ない。可愛い弟の願いを叶えてあげるのもお姉ちゃんの役目だし、どんどんパワーを上げていくよ!さあ、かわしなよ悟飯!死にたくなかったらね!!超ギャリック砲!!!!」
「NOーーーっ!!!」
最大出力のギャリック砲をまともに喰らった悟飯が黒焦げになった。
「本当に情けないね!未来の悟飯なら絶対かわしただろうに!!あ、ピッコロさん、神様。こいつに新しい服と手当てを」
「「………」」
黒焦げになった悟飯を見下ろしながらピッコロは新しい服とデンデの治療で元通りになる。
「…だ、だったらトランクスと悟天はどうなんですか!?」
「「え!?」」
自分だけ理不尽極まりない修行をさせられていることが納得いかない悟飯はトランクスと悟天を指差す。
「え?うーん、あまり2人には厳しすぎる修行はしたくないな。大怪我させるのは嫌だし」
「姉さん!?」
2人が大怪我するのは駄目で自分は良いのかと聞いて愕然となる悟飯。
「…あ、でも…丁度良いかもしれない。トラ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ