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おっちょこちょいのかよちゃん
242 助太刀に来る者達
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 赤軍の和光晴生がディズレーリの援護に現れた。
「和光晴生か。感謝する」
「おうよ、味方増やしてやるぜ」
 和光は携帯型ビデオカメラのようなものを取り出した。そこからモスラとは異なる別の怪獣を二体召喚した。片方はかよ子達が以前戦った事のあるゴジラだった。もう片方は翼竜のようは怪獣だった。
「あ、あれは何?」
「あれはゴジラにラドン!」
「らどんとな?」
「あの翼竜の怪獣ですよ。あれも映画の怪獣の一体だ!」
「そうか、あの人、映画の物をそのまま出す事ができるんだ!」
 ゴジラが火炎放射を繰り出してかよ子達を種撃する。
「ギ、ギエエエ!!」
 友蔵が絶叫した。
「くそうブー!」
 ブー太郎が水の石を出して迎撃する。椎名も水の玉で大きい渦潮を出してゴジラの炎を消火しようとした。
「やったか!?」
 水の攻撃を止めたが、その場にゴジラがいなかった。横の方向へ移動しており、かよ子の羽根を握りつぶしに来た。さらにモスラの衝撃波も飛んで来る。
「ちい!」
 綱五郎がピストルで迎撃する。モスラの羽根に当たった。
「ギーーーー!!」
 モスラが悲鳴を挙げる。
「効いてるか!」
 さらに綱五郎はもう五発、発砲した。モスラの羽ばたきが弱まる。だが、ゴジラも接近していた。
「ゴジラ!全員羽根ごと握りつぶせ!」
「こいつ!」
 関根が和光に向けて刀を振るう。
「おおっと、そっちにも来ている事を忘れんなよ!」
 そしてディズレーリもすぐに起き上がり、本を出した。
「裁きを下してくれる!」
 ディズレーリの本か剣が取り出される。石松やのり子も対抗するが、彼の剣からは激しい剣圧が来る。
「のり子ちゃん、石松!」
「関根尚雄、お主はその和光晴生をやれ!」
「お、おう!」
 関根は和光の方へ向くが、ラドンが関根を襲う。
「ラドン!こいつを食っちまえ!」
「な!」
 ラドンが関根目がけて突進してきていた。関根はラドンの方を向き、刀でラドンの左の翼を斬りつけた。
(こいつを一人で片付けられるか微妙な所だな・・・!!)
 そしてゴジラはかよ子の羽根を掴んだ。しかし、結界が働き、なかなか握り潰せない。
「くそう!」
 次郎長は刀でゴジラの指を斬り付けた。ゴジラが指を斬られた痛みで悲鳴を挙げた。かよ子の羽根も離してしまう。
「うわあ、うわあ!」
 かよ子は羽根がゴジラの指から離れた反動で宙返りを繰り返した。だが結界のお陰か乗っている皆が落下する事はなかった。
「こうなったら私も・・・!!」
 かよ子はアルフレートの短刀を取り出した。だが、綱五郎にピストルで撃たれたモスラが再起して、またかよ子を襲う。そして鱗粉を舞わす。かよ子達のみならず、ディズレーリと交戦するのり子と石松、ラドンと交戦する関根にも
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