スーパーロボット大戦OGs
0047話
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の機動力を活かし回避する。
「なるほど、なら嫌でもこちらの命令を聞いてもらうしかないな」
射出していた12機のファントムを一時後退させ、グロウセイヴァーの後方で待機させた。
ついでに最後の保険として残しておいた4機のファントムも射出。これで計16機のファントムでの攻撃が可能になる。
リニアレールガンの砲身を折りたたみ、高速機動を可能に。アダマン・ハルパーを大鎌状態で固定し、全ての準備は完了した。
「キロノ大尉、今回は色々と勉強をさせてもらった。これ程腕の立つパイロットとやりあったのは久しぶりだ。なかなかに楽しい一時でもあった。だが、それもそろそろ終わりにしよう」
「……いいだろう。俺に勝ってまだ尚この命がある時には中尉に大人しく投降してもいい」
「その言葉、忘れるなよ。加速、集中、直撃」
最後の精神コマンドを使用する所だけは口の中で呟くだけにする。
「では、行くぞ!」
「来い!」
精神コマンドの加速を使用し、クロノスに装備されている追加ブースターも全開にしてキロノ大尉へと猛スピードで迫る。
対するキロノ大尉は右手にネオ・プラズマカッターを持ち、左手にはG・リボルヴァーでこちらを迎え撃つ態勢だ。
牽制の意味も込めて撃ち込まれたエルアインスの両肩に装備されたツイン・ビームカノン。それを機体をロールさせる事で回避し、さらに接近する。
グロウセイヴァーの手を伸ばせば触れる距離まで近づき、アダマン・ハルパーを振りかぶり……集中を使った効果で違和感を覚え、咄嗟にエルアインスの足下を潜るようにブースターを噴射する。同時につい一瞬前まで俺がいた場所をG・レールガンの弾丸が貫いていく。ネオ・プラズマカッターとG・リボルヴァーで両手が塞がっている状態でどうやって撃ったのかは分からないが、間一髪それを回避する事に成功した。
渾身の一撃を放った後の隙を突き、そのままエルアインスの下半身をアダマン・ハルパーで斬り落とす……つもりだったのだが、咄嗟の回避で右脚を斬り落としただけに留まった。
こちらの攻撃をなんとかやり過ごしたエルアインスが、その勢いを利用してネオ・プラズマカッターで斬りかかってくる。
「念動フィールド、全開!」
ギャリッと、何かを擦るような音が響くが念動フィールドは切り裂かれる事なく健在だ。そして念動フィールドに攻撃した事によって動きを止めたキロノ大尉。
「ファントムッ」
エルアインスに突撃する前に後方で待機していた16機のファントムがレーザーを放つ。それもバラバラらではなく、16のレーザー光がエルアインスの下半身1ヶ所に集中するように。
そして同時にアダマン・ハルパーを鞭状態にして近距離からのオールレンジ攻撃。
「沈めっ!」
水銀の鞭はキロノ大尉
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