暁 〜小説投稿サイト〜
魔法絶唱シンフォギア・ウィザード 〜歌と魔法が起こす奇跡〜
GX編
第132話:出てきた男
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リスが険しい顔で前方を睨み切歌と調が近くにやってくる。そして透がそんな3人を守る様に身構えている前から、笑い声が聞こえてきた。キャロルの物ではない。男性の笑い声だが、それはキャロルの中まであるハンスの声とも違った。
「二へへへへ……ハハハハハハハハッ!」
4人はその声に聞き覚えがあった。
「久方ぶりの聖遺物……この味は甘く蕩けて、クセになるぅぅぅぅぅっ!!」
4人が見ている前で、大型のミサイルが吸い込まれるように消えていった。ミサイルが消えていったのは、キャロルの前に立ちはだかる男の左腕。
そこに居たのは…………
「なぁっ!?」
「まさかッ!?」
「アイツはっ!?」
「お久し振りです。お待たせしました。僕こそ英雄になる男……その名も! ドクター、ウェルゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」
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