第五百十五話 アンカラの激闘その十三
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「だからだよ」
「このアンカラの戦いでも」
「そう、やっとね」
まさにというのだ。
「終わりが見えてきたよ」
「いいことです」
フッドは砲撃を出しつつ言った。
「このまま攻めていきましょう」
「そうしようね」
「このまま行くわよ」
キャルも前を見据えて戦いつつ言った。
「いいわね」
「そうしようね」
ユウキが笑顔で応えた。
「このまま」
「そうよ、戦ってね」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「アンデット達を倒していって」
「次はスサノオよ」
「スサノオまであと少しです」
コッコロも戦っている、ユウキと共にそうしながら毅然として前を見ている。
「頑張っていきましょう」
「その意気だよ、どんな強敵が大勢いてもだよ」
アレクサンドラはまた言ってきた。
「僕達が皆で戦えばだよ」
「はい、勝てます」
ペコリーヌも戦っている、そのうえでの言葉だ。
「必ず」
「そうだよ、ではね」
「スサノオ以外の全ての敵を倒して」
「スサノオとも戦おうね」
「そうしましょう」
「やばくないですね」
ペコリーヌは笑ってこの言葉も出した。
「この戦いは」
「やばくないんだ」
「皆さんがおられますから」
ペコリーヌはアレクサンドラに答えた。
「ですから」
「それでだね」
「はい、ここはです」
「戦ってね」
「アンデットを全て倒しましょう」
こう話してだった。
戦士達は攻勢を仕掛けていってだった。
遂にアンデットの最後の一体を倒した、そうして。
ワイルドジョーカーのスサノオと対峙した、七人のライダー達が先頭に立っているがキングフォームに変身出来る四人はその姿になってだった。
スサノオと向かい合った、ギャレンはその中で仲間達に話した。
「では戦おう」
「援護は任せなさい」
クイーン=エリザベスは毅然とした声で応えた。
「そして一緒にね」
「今も戦ってくれるな」
「私達は仲間よ」
だからだというのだ。
「当然のことよ」
「悪いな」
「では頼む」
こう言ってだった、そうして。
七人のライダー達が軸となり戦士達全員でスサノオとの死闘に入った、ワイルドジョーカーである神の攻撃は強くかつ全方位でだった。
しかも止まらない、だがそれでもだった。
赤城は悠然と笑って言葉を出した。
「今回もこれ位でないとね」
「駄目ね」
「さもないと面白くないわ」
激しい攻撃で自分自身もダメージを受けつつ加賀に言った。
「こうでないとね、そしてね」
「ええ、ライダーの人達は勇敢よ」
加賀は七人の戦いぶりを見て言った。
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