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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百十五話 アンカラの激闘その五
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「時間だからここはね」
「後ろに下がってか」
「そう、休んでくれるかな」
「我々は下がるぞ」
 カエサルが言ってきた。
「無理は禁物だからな」
「そうだな、退くことも戦術だ」
 エルウィンはこう言った。
「ここはそうしよう」
「だからお主も下がれ」
 左衛門佐は勝己に告げた。
「いいな」
「まっこと無理は禁物ぜよ」
 おりょうも勝己に言う。
「下がるぜよ」
「ここまで言われるなら仕方ないか」
「今の食べものはシシケバブがあるよ」
「美味しいからね」
 水奈と火奈が料理の話をした。
「だから食べてね」
「そしてゆっくり休んでね」
「わかった、今は下がるな」
 こう言ってようやくだった。
 勝己は歴女チームと共に撤退した、その時には出久と天哉も下がって休憩に入っていた。そし手後方でケバブに果物も食べるが。
 ドーラはケバブにケチャップをかけてかぶりついて言った。
「さあ、戦った分は食わないとね」
「そうよね、しかしドーラさんっていつもよく食べるわね」
 一緒に食べるハンガリーがそのドーラに言った。
「それで今もよね」
「ああ、よく食ってよく寝てな」
 ドーラはハンガリーに笑って応えた。
「そしてだよ」
「また戦うのね」
「それがあたしさ、じゃあハンガリーの姐さんもな」
「よく食べてよく寝て」
「また頑張ってくれよ」
「それではね」
「さあ、食べますわよ」
 チェコはスロバキアに言っていた。
「いいですわね」
「ああ、しかし何か俺っていつもお前と一緒にいるな」
 スロバキアはそのチェコにこう返した。
「どの世界でもな」
「腐れ縁ですわね」
「やっぱりそれか?」
「そうに決まってますわタコ助」
「ははは、タコって顔じゃねえな」
 ドーラはチェコの今の言葉に笑って述べた。
「スロバキアの兄さんはもてる顔だよ」
「あっ、そう言ってくれるんだ」
「ああ、あたしも最近男のよさがわかってきたからな」
 それでというのだ。
「スロバキアの兄さんにもな」
「そう言ってくれるんだ」
「そうさ、しかしな」 
 ここでドーラはこうも言った。
「兄さんちょっとチェコの嬢ちゃんにな」
「いつもこうだって言うのかな」
「ああ、尻に敷かれてるな」
「昔からこうなんだよ」
「そうなんだな」
「それで別々に住む様になっても」
 そうなってもというのだ。
「チェコが言って俺がついていくみたいな」
「そんな関係なんだな」
「そうなんだよ」
 ドーラにケバブを食べながら話した。
「いつも」
「そうなんだな」
「しかし別にだ」
 インドネシアが言ってきた。
「それで困っている様には見えないな」
「結構上手くやってない?」
 フィリピンは自分の見立てを述べた。

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