超遺伝子獣
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のと同時に、ドラグレッダー口から火炎を吐き出した。
ウィザードの助力により、巨大になったドラグレッダーとドラグクローの炎。ギャオスの大群を挟み込む炎の牙は、一口で全てのギャオスを飲み込み、轟音とともに一気に焼き尽くした。
「ふう……」
肩を撫で下ろした龍騎は、イリスへ振り替える。
「なあ、ハルト……ムーンキャンサーの目的って……」
「あの怪鳥……ギャオスを、大量に世に放つことだろうね。その能力はもともと持ってるみたいだし、言ってしまえば、奴の願いは召喚された時点で叶ってるってことになるね」
「間違いないわね」
続けるのは、着地したリゲル。
彼女は、イリスの分析を続けながら言った。
「さっきも言ったけど、イリスとマスターの同化は、こうしてギャオスと戦っている間にもどんどん進んでる。助けると一口に言っても、相当大変よ」
「分かってるよ。もともと、楽に助けられるとは思ってないから」
次々と落ちてくるギャオスの死骸を茫然と眺めながら、ウィザードは再びウィザーソードガンを構えなおした。
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