暁 〜小説投稿サイト〜
<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
6話「ハルタス地方・ヨヨミキシティ トレーナー・ベストカップへの挑戦」
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していく。
「おっ」
サトシは、落ちて来るそれを両手で上手く受け取った。見ると、スポーツドリンクのペットボトルだった。サトシは、それを見てヒョウリに礼を言った。
「サンキュー」
受け取ったサトシは、礼を言うと、早速飲み始めた。それから、水分補給を取り、5分程の休息を取ったサトシは、ピカチュウを呼びかけた。
「ピカチュウ、まだ大丈夫か?」
「ピッカ!」
「よぉし。マナオ、続きを」
サトシは、マナオとカラカラの方を見て、特訓の続きをしようと言うのだが、肝心の二人はというと。
「・・・疲れた〜」
「カラァ〜」
ベンチの上で、疲労感を漂わせて、伸びていた。
「ありゃ、駄目だな」
「ピカ〜」
二人を見て、サトシもピカチュウも特訓の続きは難しいと悟った。
「よし、それじゃあ」
すると、サトシは、その隣のベンチに座るヒョウリに声を掛ける。
「おい、ヒョウリ。そこで、座ってないで。お前も特訓の手伝いをしてくれよ」
「え?俺もか」
突然、サトシに誘われたヒョウリは、少しだけ面倒くさい顔をして、返事をする。
「参加しないかもしれないけど、いいだろ」
「たく、仕方ないな。ちょっとだけ、だからな」
そう言って、ベンチから立ち上がるヒョウリは、腰のモンスターボールを1つ手に取り、上に放り投げ得る。そして、中から出てきたの、こないだのロケット団戦でサトシとのタッグバトルで出したルカリオだった。
「ルカリオ」
「ファル」
「サトシ達の特訓に付き合うぞ」
そうして、サトシとヒョウリの特訓、バトルがはじまった。
「よし、ピカチュウ。10マンボルト」
「ルカリオ、はどうだん」
「ピカチュウ、でんこうせっか」
「ルカリオ、カウンター」
ピカチュウとルカリオのバトルは徐々に激しさを増して行った。
「す、凄い」
「カラァ」
そんな彼らのバトルを、目の当たりにするマナオとカラカラは、瞬きも忘れる程、真剣に見ていた。


そんな中、サトシ達が特訓している所を、上空から見ている者達が居た。空を飛ぶニャース柄の気球。そこから吊り下げられている緑色のバスケットの中に、搭乗している人間2人とポケモン2体が乗っていた。彼らは、デジタル型の双眼鏡で特訓をしているサトシ達を見つつ、パラボラアンテナの形状をした指向性の集音マイクで、拾った彼らの会話を聞いていた。
「ジャリボーイ。こんな所に、居たのね」
「一緒にいる女は、此間のカラカラのトレーナーだな」
「さっきから、ジャリボーイのことを師匠と言っているにゃ」
「もしかして、あいつ弟子でも取ったのか?」
「ソーナンス」
正体は、ロケット団のムサシとコジロウ、ニャースに、ソーナンスだった。此間のノウトミタウンで、サトシのピカチュウとヒョウリのルカリオによって、吹き飛ばさた彼らは、ジャリボ
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