暁 〜小説投稿サイト〜
<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
6話「ハルタス地方・ヨヨミキシティ トレーナー・ベストカップへの挑戦」
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られる。それに、でんこうせっかがそのまま相手に当たれば、怯んだ相手に続けてアイアンテールを出せる。例え、躱されても、タイミング次第で相手の背後からアイアンテールを当てれるってことさ」
「へぇー、師匠もピカチュウも凄いですね。私達じゃあ、今すぐには難しいですね」
「まぁ、この戦法は、俺とピカチュウが長いバトルの中で編み出したやつだからな」
「ピィカ〜」
「今すぐは、難しいかもしれないけど。いつかは、作れるさ。だから、マナオのカラカラも焦らず、日々特訓しながら学べば良いよ」
「はい、分かりました。頑張ろう、カラカラ」
「カラァ!」
「じゃあ、まずはバトルの練習からはじめるか」
「はい」
あれから、サトシ達は、バトル形式での特訓を始めた。
「ピカチュウ、エレキネット」
ピカチュウは、尻尾から放つエレキネットを、カラカラへ目掛けて放つ。
「カラカラ、躱して」
「カラ」
カラカラは、エレキネットを躱そうとするのだが、ギリギリでカラカラの体に引っ掛かってしまう。
「カッラ!」
「あっ」
「マナオ。まずは、落ち着いて相手とわざを見るんだ。ここぞという、タイミングが必ずある」
「は、はい」
「相手のわざを1つ1つよく見て、どんなわざを持っていて、どのように戦ってくるかをしっかり見て覚えるんだ」
「はい」
「フィールドの周りをよく見るんだ。時に、地形を利用して勝利を導く事もある」
「はい」
サトシは、次々とバトルをしながら、マナオにポケモンバトルのレクチャーをしていく。ポケモンの息の合わせる、次々と指示を出しと判断、マナオは1つ1つ覚えていく。ポケモンのカラカラは、マナオに従い、素早く移動、わざを繰り出していった。そして、特訓をはじめてから時間は1時間、2時間と経過して行った。
「ハァー、ハァー」「カラァー、カラァー」
マナオとカラカラは、バテててしまい息が上がって、激しく呼吸をする。二人とも疲れてしまったのか。地べたに座り込んでいた。
「二人は、ちょっと休憩しようか」
「は、はぁい」「カ、ラ」
そう言って、マナオはベンチの所へ向かって行き、カラカラは近くにあったポケモン用の水飲み場に行った。
(まぁ、最近トレーナーになったばかりなら、こんなものかな)
サトシとピカチュウは、日頃やっている事もあるのか、彼女達に比べて、それ程息も上がっていなかった。
「ピカチュウ、お前も飲んでこいよ」
「ピカ」
ピカチュウもカラカラに続いて、水分補給を取りに行った。そして、マナオが休憩でベンチに向かっていると、座っていたヒョウリが立ち上がって、彼女に何かを渡した。次に、彼はサトシに向かって話しかける。
「おい、サトシ」
「ん?」
サトシは、彼の方を振り向く。すると、ヒョウリが何かを軽く上に投げて、それはサトシに向かって落下
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