暁 〜小説投稿サイト〜
<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
6話「ハルタス地方・ヨヨミキシティ トレーナー・ベストカップへの挑戦」
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合図でマニューラが、(れいとうビーム)を放った。そして、それはカラカラに当たった。
「あぁ」
マナオは、涙してカラカラを見た。やられてしまった。負けてしまった。カラカラがまた傷付いてしまったと、そう思った。だが、事実は違った。
「カラァ!」
「は!」
カラカラは、無事だった。(れいとうビーム)を受けたのにも関わらず。彼は、持つ青白い骨を横の状態で前に突き出していた。カラカラは、骨を縦代わりにして、(れいとうビーム)を防いだのだ。それに、驚くコジロウとマニューラ。
「なにぃ!」
「マニュ!」
カラカラは、そのまま凍った足目掛けて、骨で殴ると一発で氷を割った。
「カラカラ」
自由になった足を軽くバタつかせて、両足で地面に強く立ち、マニューラを睨む。一方、カラカラの持つ青白く光った骨を見たサトシ。
「あれは」
サトシには、似たものを見た事があった。すると、隣で戦っているヒョウリもカラカラの骨を見て、気付いた。
「「ボーンラッシュだ!」」
二人は、そう言った。
「マナオ、カラカラが新しいわざを覚えたんだ」
サトシの言葉に、マナオは反応する。
「新しい、わざ」
「あぁ、それはボーンラッシュ。強力なじめんわざだ」
次に、ヒョウリの言葉を聞いて、わざ名を知ったマナオ。
「ボーンラッシュ」
(よし)
「カラカラ、ボーンラッシュ!」
「カラァ!」
カラカラは、(ボーンラッシュ)を持ったまま、ニドキングに突っ込んでいく。
「させるか、マニューラ」
マニューラは、カラカラを再度攻撃しようと近づいていく。
「ラグラージ、ハイドロポンプ」
「マニュ」
だが、ラグラージによって、行く手を阻まれた。そして、カラカラは、ニドキング目掛けて、突っ込んでいく。
「カラカラ、本気のボーンラッシュよ」
「くっ、どくばり」
ニドキングは、(どくばり)を放つが、カラカラは(ボーンラッシュ)を器用に回転させて、全て弾き落として行く。
「なら、もう一度よ。ソーナンス」
「ソー」
ソーナンスがまた、カラカラのわざを防ごうとした瞬間。
「ハッサム」
突然、ソーナンスの真横からハッサムが現れて、掴みかかり互いに転がっていった。
「あぁ、ソーナンス」
突然のハッサムの邪魔に、驚くムサシ。そして、邪魔が消えたお陰で、カラカラは一気にニドキングに詰め寄った。ムサシは、ソーナンスに気を取られていて、指示が間に合わない。
(今だ!)
「行けぇぇぇ!」
「カァーラァ!!!」
ニドキングの腹に向かって、ボーンラッシュを決める。
「グッ、オォ、ォ」
その結果、ニドキングは前に倒れて込み。目を回して戦闘不能となった。
「あぁぁぁ、私のニドキングがぁ!」
「ハッサム、下がれ。奴に、れいとうビーム」
そして、ヒョウリのハッサムは、すぐにソ
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