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<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
6話「ハルタス地方・ヨヨミキシティ トレーナー・ベストカップへの挑戦」
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マナオのカラカラのみとなった。
「どうやら、ピカチュウもルカリオも動けないみたいだぞ」
「アンラッキーかと思ったけど、ラッキーはまだ私達に付いているようね。さぁ、ジャリボーイ達からポケモンを奪うのよ」
「くそ、このままじゃあ」
サトシは、ピカチュウを抱き抱えながら、後退る。
「どうしよう、どうしよう」
「カラカ」
「!」
「カラァ」
「・・・うん」
「行くよ!」
「カラァ!」
マナオとカラカラは、サトシ達の前に立ち、ニドキングとマニューラに向かい合った。
「わ、私が相手よ」
「ほお、ジャリガール。あんたが相手するの」
「マナオ」
「え、えぇ、そ、そうよ。せ、正々堂々、私と1対1で、勝負しなさい」
マナオは、強気でロケット団に向かって発言するが、その体と声は、震えていた。
「ふーん」
その事に、ムサシは気付いたようで、彼女に答えた。
「いいわよ。行け、ニドキング」
「グオォォォ」
「いけ、カラカラ。ホネこんぼう」
カラカラは、相手に突っ込んでいき、(ホネこんぼう)を構える。
「ニドキング、どくばり」
向かってくるカラカラへ、どくばりを放つニドキング。
「はっ、躱して」
「カラ!」
カラカラは、咄嗟にマナオの指示で右へ身を翻して、攻撃を躱し、背後を取る。
「よし、ホネブーメラン」
そして、ニドキングの背中に目掛けて、(ホネブーメラン)が投擲された。
(当たれ!)
(ホネブーメラン)が直撃するまで、あと一歩という所まで行ったその時。
「マニュ!」
突然、カラカラの(ホネブーメラン)をマニューラが割り込んできて、払い除けたのだ。
「カッラ!」
「あっ!」
「ナイス、コジロウ」
「おうよ」
「ちょ、ちょっと、何するの。2対1なんて卑怯よ」
「そうだ。ロケット団」
「え?俺たちが卑怯だって?特に、ジャリボーイ。何言ってんだ」
「私達は、卑怯で悪いロケット団なのよ。いい加減に理解したらどうなの。さぁ、ニドキング。とっしんよ」
「グオォ!」
「あっ、避」
「カッラァ!」
マナオは、突然の事にすぐ対応が出来ず、カラカラへの指示が遅れてしまった。そのせいで、ニドキングの(とっしん)が決まってしまった。
「カラカラ」
マナオは、ふっ飛ばされたカラカラの元へ寄って行く。
「ふん、お前の実力は特訓を盗み見ていたから、とっくに分かってたんだよ」
「そのカラカラ、どうよう弱いという事は、お見通しなのにゃ」
「くっう・・・」
ロケット団に、そう言われて悔しがるマナオだが、言い返す事が出来なかった。
「さぁ、やっておしまいなさい。ニドキング、メガホーンよ」
「マニューラ、お前もだ。メタルクロー」
「あっ」
「マナオ。逃げろ!」
サトシは、急いで彼女を逃がそうとするが、彼女もカラカ
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