SAO編ーアインクラッド編ー
13.世界の終焉
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ヒースクリフの声とともに、俺たちは一斉にボスの部屋に侵入する。部屋の中は薄暗くボスの姿は見当たらない。すると、扉が閉まる。これで俺たちは、逃げられなくなった。ここは結晶無効化エリア.......ボスを倒すまでここから出ることは出来なくなった。
緊張の糸が張り詰める。いつ切れてもおかしくない。
「何も起きないぞ」
微かだが何か音がする。
「上よ!!!」
アスナの声に上を見上げるとそこには..........全身が骨の骸骨のサソリのモンスター。巨大な二本の鎌、長い尻尾。
「.......スカル!?」
「.......リーパー!?」
「........こいつか」
次の瞬間、モンスターの咆哮とともに《The Skullreaper》の文字と五本のHPバーが出現。
「固まるな!!距離をとれ!!」
ヒースクリフの声と同時にスカルリーパーが天井から俺たちのいる場所に落下してくる。恐怖のあまり動けなくなる二人のプレーヤーが。
「こっちだ!!走れ!!」
走り出す、怯えるプレーヤー。.......だが、落下してきたスカルリーパーの鎌が怯え走る、二人のプレーヤーをなぎ払う。
二人は空中に舞い、アスナが受け止めようとした瞬間、オブジェクトの欠片となり消滅。
「い、一撃で!?」
「む、無茶苦茶な」
逃げ惑うプレーヤーたち........だが、一人だけスカルリーパーに立ち向かうプレーヤーが.......ヒースクリフだ。
「まともに近づくこともできねぇぞ」
俺は体勢を立て直し、右に片手剣、左に光の刃、手刀を纏いスカルリーパーに迫る。
「行くぞ、キリト!!!」
「おう!!」
スカルリーパーの鎌が再びプレーヤーを襲う!!
「下がれ!!」
キリトが二本の剣で鎌を受け止める。が、あまりの重さに受け止め切れていない。
「キリト!!避けろよ!!」
左腕を真下から骸骨の鎌めがけて真上に振り上げる。
手刀縦剣技《上波烈》
キリトが受け止める鎌を上空に向け、弾く。だが、もう一方の鎌が俺とキリトを襲ってくる。
それをヒースクリフが守る。
その隙にアスナの一撃が加わる。
スカルリーパーが少し後ろに飛ばされる。
「二人同時に受ければいける。私たちならできるよ」
「お前たちの背中は俺が守る。キリトとアスナは鎌を受け止めるのに集中しろ!!」
二人は頷き、スカルリーパーに向かい走る。
「........今度こそ守って見せる」
「鎌は俺たちが食い止める!!みんなは側面から攻撃してくれ!!」
激しい攻撃の嵐!!だが、スカルリーパーのHPは全く減っていない。
(あれを使うしかない!!!)
「キ
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