第二千百九十四話 生国魂神社
[8]前話 [2]次話
第二千百九十四話 生国魂神社
大阪は一行をある神社に案内しました、そこはです。
「今度は神社か」
「はい、お寺の次は」
大阪は南アイルランドに答えました。
「こっちですわ」
「随分木が多いな」
「お寺もそうで」
「大阪っていうとな」
南アイルランドはこう言いました。
「橋や堀や多くてな」
「地名に残ってますね」
「水の都って感じだけれどな」
今も淀川と大和川が流れています。
「この辺りが木が多いな」
「そやから織田作さんは木の都って言うてました」
そのまま作品の名前にもなっています。
「そうでした」
「そうだったんだな」
「勿論難波の方にしょっちゅう行ってましたし」
「水の都ってことはわかってたんだな」
「ですが最初の印象は」
木の都だったみたいです、これは織田作之助さんがこの辺りの出身であって川や堀と少し離れて育っていたからかも知れません。
第二千百九十四話 完
2022・11・1
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ