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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百十六話 THE翼との邂逅 人生とはルールもクソもねぇイス取りゲームだ!
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袋に食料をありったけ放り込む。
「よし、これだけあれば、当分、食料には困らねぇな」
俺がコンビニを出ると、路上で一般人が刑察に土下座をしてなにやら頼みごとをしていた。
「頼みます、今月、ZEI銀を払ってしまうと私たち家族はご飯が食べられなくなってしまうんです!今回だけは見逃してください!」
「貴様ァッ!ZEI銀の納付は国民の義務だぞ!ZEI銀を納めないということは、この国の神であるゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに反旗を翻すことと同じなんだぞ!お前はそんなに刑務所で死刑になりたいのか!」
「ひえぇッ!お助けを!今月だけは見逃してくください!家族の、家族の生活ためなんです!」
「貴様は自分の家族とこの国の神そのものであるゼェイジグゥアーとデエンノヴォー、どっちが大事なんだ?」
「自分の家族です...」
「不合格だ、お前をゼェイジグゥアーとデエンノヴォーの無駄に豪華な生活のためにZEI銀を納めない罪で逮捕する、そしてお前は近いうちに刑務所で死刑になる!よっしゃあッ!」
「そ、それだけは勘弁して下さい!私が刑察に捕まったら、家族がみんなご飯を食べられなくなってしまいます!」
「うるせぇ!この未納ZEI者が!未納ZEI者は死んで当然何だよぉ!」
次の瞬間、ロクに働かないクソバカのゼェイジグゥアーとデエンノヴォーのためにZEI銀を納めない一般人を無理矢理連行しようしていたクソバカ無能刑察官の頭が銃弾で打ち抜かれた。
誰だ?打ったのは俺じゃない!
「今だ!そこの一般人逃げろ!」
刑察に連行されかけていた一般人がダッシュでどこかへ逃げる。
近くに居たもう一人の刑察官が叫ぶ。
「ちっ、この銃撃は、またTHE翼の仕業か!」
しかし、次の瞬間にはもう一人の刑察官の額も打ち抜かれていた。
「そこのスーツの男!お前は聖府の人間か?」
「ちがう、俺は黒双銃オルトロスに選ばれた、究極の社会不適合者・闇崎ムツトだ」
「黒双銃オルトロスだと...お前、研究所を襲撃した部隊の生き残りか?」
「ちがう、俺はその部隊に立てこもった聖少年刑務所の受刑者だった。たぶん、あの事件で生き残ったのは俺だけだ」
「そうか、じゃあ、お前が今日の事件に出動した軍隊と刑察を全滅させた、あの巨人だというのか...」
「巨人じゃねぇよ、断罪王オルトロスだ」
「なるほど、私はTHE翼のメンバー、スナイパーだ」
「自己紹介になってねぇよ」
「THE翼のメンバーの名称はみんなコードネームなんだ。それよりもし、行くところがないならTHE翼に入団しないか?」
「最初からそのつもりだ」
その日、俺はスナイパーと名乗る女に誘われてTHE翼に入団した。
次回予告 THE翼と作戦会議。 一年に約一万人自殺者が出ているのに人口を増やそうとしてんじゃねぇよ!人口が増えて一番得す
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