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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第100話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!前編
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さを褒めましたが彼は弱点も多いと答えました。


「よし、それじゃ行くぜ!」


 私達は先輩の合図と共に勢いよく転がり始めました。


(なるほど、確かに負担が減った気がしますね。目が回りそうですが積乱雲の中と比べれば問題ないです)


 上手い事重力の負担を分散させることが出来ていますね。目が回りそうですがこれくらいだったらベジタブルスカイに向かう途中で体験した積乱雲の中の方が激しかったです。


「あわわ!止まりませ〜ん!」


 ギャー君が岩壁に激突しそうになりましたが『世界』が出てきてギャー君をこっちに押し返していました。


「へぶっ!もうちょっと優しくしてくださ〜い……」


 ギャー君は世界にちょっと文句を言いましたが世界は「ふん」と首を下げて消えてしまいました。


「ふはは!一番に下に着くのは私だ!」
「負けないわよ、ゼノヴィア!」


 イリナさんとゼノヴィアさんは競い合うように転がっていました。あんまり急いで下に向かうと危険なんですが……


「止めんか」
「あうっ!?」
「うおっ!?」


 流石に危なかったのでイッセー先輩に止められていました。


「ティナさん、痛くないですか?」
「うん、大丈夫だよ。祐斗君こそ体は痛くない?」
「上手い事衝撃を分散させれていますから平気ですよ」
「ごめんね、私がいなければもっと楽に行けたのに……」
「気にしないでください。僕は好きでティナさんを助けたいんです」
「祐斗君……」
「ティナさん……」


 あの、ラブコメしていないで下に向かいましょうよ……ピンク色の空気を出す祐斗先輩とティナさんに呆れながらも私もあんな感じだったのかもと反省します。


「うぷっ……食ったばっかでこんな回転したら……オロロロ」
「ギャー!?こっちに来ないでアザゼル!」
「おじ様……」


 積乱雲を体験していないアザゼル先生は慣れていなかった為吐いてしまいました。近くにいたリアス部長と朱乃先輩は直ぐに離れました。


「アオン!」
「テ、テリ〜!私で玉乗りをしないでくださいよ〜!」


 転がるルフェイさんの上でテリーが曲芸のように乗っていました。


「あはは……でもこの調子なら最下層まで行けますね」


 いつものメンバ―らしい行動に苦笑しつつも頼もしく思い私達は下を目指して進んでいきました。


―――――――――

――――――

―――


side:イッセー


 増加する重力に逆らうのではなく合わせる動きを得た俺達は食材を食べながら回復しつつなんとか最下層まで下りることが出来た。


「うう……凄い重さね」
「既に5倍まで重力が
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