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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第100話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!前編
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 その後皆は作った料理をぺろりと平らげてしまいました。


「あ〜、お腹いっぱいだわ……」
「これならまだまだ先に行けそうですわね」
「だが重力は増す一方だぜ?いくら食って体力や気力を回復させることが出来てもこれから先更に強くなっていく重力に耐えられるのか?」


 リアス部長は満足そうにお腹を撫でて朱乃先輩は体力が回復したからまだまだ席に行けると言います。


 でもアザゼル先生はいくら体力を回復させたとは言え増加する重力にこのまま進むのは厳しいんじゃないのかと意見を言いました。


「それについては俺に考えがあります。さっき小猫ちゃんと一緒に転がり落ちてるときに一緒に転がっていた岩石を見てこの重力で体に負担を与えにくい動き方を思いついたんです」
「本当か?」
「はい、少し離れていてください。俺が実際にやって見せますから」


 イッセー先輩はそう言うと急な坂になっている場所の上に立ちました。


「既に重力の強さは2倍以上……俺の体重も1tはあるだろう。普通に歩いたりしていたら負担が大きすぎるし足に血が溜まってしまう」
「じゃあどうするんですか?」
「こうすればいいんだよ」


 イッセー先輩はそう言うとまるで玉のように丸まって坂を転がりました。


「そうか、転がることによって体を回転させると負荷が流動することで筋肉や骨への負担が分散されるんだな」
「しかも足に血が溜まりにくくなるから意識が途切れる事も無くなりますね」


 アザゼル先生とルフェイさんが解説してくれました。確かにさっき落ちている時も転がっているときは立ってる時より重力の影響を受けにくかったような気がします。


「ふぅ……こんなものかな」


 するとイッセー先輩が下から戻ってきました。


「どうだった、イッセー君?」
「良い感じに重力の負担を分散で来たぜ。でも加重力下では体力の消耗が激しいな、食材を食って回復しながら下に向かおう」


 祐斗先輩がどんな感じなのかを聞くとイッセー先輩は体力を回復させながら行けば問題無いと言いました。


 こうして私達はイッセー先輩が考案した『丸まり作戦』で重力に合わせようと決まりました。


 ただアーシアさんやティナさんにはそんな激しい行動は出来ないので祐斗先輩に『衝撃を無効化する魔剣』を作ってもらいイッセー先輩と祐斗先輩に抱っこされながら進むことになりました。


「祐斗君の魔剣って本当に便利よね〜。これがあれば猛獣の攻撃も防げるんじゃないの?」
「流石に僕より強い猛獣には効果は無いよ。猛獣だけでなく強すぎる環境にも効果が及ばないことも多いし僕の魔剣も絶対じゃないんだ」


 イリナさんが祐斗先輩の『魔剣創造』の便利
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