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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第100話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!前編
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した。


「まさか父様が私を導いてくれたんですか……?」


 私は父様がルビークラブに導いてくれたんだと思いました。


「ありがとうございます、父様……」


 私は父様に感謝をしてルビークラブを沢山捕獲しました。そしてアンコウモリも回収して先輩の元に向かいます。


「先輩!」
「小猫ちゃん、無事だったんだな……」
「はい、実は……」


 私はこれまでの事を先輩に話しました。


「ルビークラブ!?凄いじゃないか!しかもアンコウモリまで捕獲してくるとはな!」
「はい。直感を教えてもらっていたから何とか勝てました」
「凄いよ、本当に小猫ちゃんは頼りになるな」
「えへへ……」


 イッセー先輩に褒めてもらえて嬉しくなっちゃいます。


「先輩、今料理を作るので待っていてくださいね」


 私はそう言うと道中で拾ってきた光る鉱石『シャインロック』で明かりをつけて調理を始めます。


 手際よくアンコウモリの肉を切り分けていき骨を取り除きます。そしてルビークラブも殻を向いて身を取り出しました。


 ガスコンロと大きめの鍋を取り出すと私は水筒に入れていた未完成センチュリースープを鍋に入れて火をかけて温めます。


 調味料で味付けをして温まってきたらアンコウモリとルビークラブを入れて煮込んでいきます。


「……んっ、いい塩梅ですね」


 具材に火がしっかり通ったことを確認して……よし、完成です!


「イッセー先輩、出来ました!『アンコウモリとルビークラブの洞窟鍋』です!」
「うおぉぉぉっ!?美味そうだ!」


 先輩は全身の骨がイカれているにも関わらず匂いを嗅いだだけで起き上がってしまいました。


「この世の全ての食材に感謝を込めて……頂きます!」


 先輩はそう言うとまずルビークラブの身にかぶりつきました。


「うんめぇ〜!プリップリの甘い身にセンチュリースープのダシが絡んで舌の上で味が広がっていくぜ!こんな強い重力で生活しているからか身も凄く引き締まっていて食べ応えがあるな!」
「アンコウモリのお肉もトロッ〜と舌の上で溶けちゃうくらい柔らかいですね。本当なら野菜とかも入れたかったんですが……」
「十分だよ!こんな洞窟で美味しい鍋を食べられるなんて思っていなかった!これなら……」


 鍋を食べ終えた先輩の肉体はまるで生まれたての赤ちゃんの様に弾力が出て潤っていました。


「元気100倍!!これならもう大丈夫だ!」
「先輩、元気になりましたか?」
「ああ、最高だぜ!ありがとうな、小猫ちゃん!」


 先輩が元気になってくれて嬉しいです。これで皆の元に戻れますね。


 その後私
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