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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第100話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!前編
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みつけるようにアンコウモリにキックをしました。


 その際に羽根を掴んで動けなくします。そして羽根を両手で引っ張ってアンコウモリの体の上で相撲の土俵入りをする際のポーズを取って地面に叩きつけました。


「『不知火・雲竜投げ』!!」


 地面に勢いよく叩きつけられたアンコウモリは断末魔を上げて息絶えました。


「危なかったです、さっきの光で目つぶしをして獲物の視界を奪って電撃で仕留めるのがアンコウモリの狩りなんですね。直感を覚えてなかったらやられていました」


 アンコウモリの放った電撃攻撃は初身殺しです、直感を知らなかったら喰らっていたでしょう。


「でもアンコウモリなら先輩に美味しい料理が作れますね。先輩、待っていてくだ……!?」


 その時でした、私とアンコウモリのいた地面がひび割れて崩れてしまったんです。私とアンコウモリの死体はそのまま下に向かって落ちていきました。


 幸いにもアンコウモリの死体がクッションになって怪我は負いませんでした。


「ううっ……荷物は大丈夫かなぁ?」


 私は仙術で荷物を失っていないか確かめましたが……


「ああっ!?父様の包丁が無いです!」


 なんと父様の包丁だけが無くなってしまっていました。さっき落としたばかりなのに私は馬鹿です!


「早く探さないと!」


 私は慌てて仙術を使い父様の包丁を探しました。幸いにも父様の包丁はそう遠く離れていない場所にあったので何とか回収することが出来ました。


「良かった……もう、父様ったら美味しそうな食材が多いからって私から離れちゃ駄目ですよ……ふふっ、なんてね。私のミスだしごめんなさい、父様」


 私は父様の形見の包丁にメッと怒るような芝居をしましたが、私のミスなので直に謝りました。


「さて、早くアンコウモリを持って先輩の元に向かわないと……あれ?何かがいますね……コレは!?」


 私は近くに何か生物が大量にいるのを仙術で感じ取ったので警戒しながらその生物にグルメスティックセンサーを当てました。するとそこに出たのは……


「『ルビークラブ』!?まさかこんなところで最高級の蟹を見つけられるなんて!?」


 そう、私が発見したのはその発見のしにくさだけで捕獲レベル46にされている幻の高級ガニ『ルビークラブ』でした。


 しかも仙術で確認するとかなりの数がいますね、コレは群れを見つけたのでしょうか?


「こんな凄い食材を偶然とはいえ見つけられるなんて……あっ!」


 私は偶然ルビークラブを見つけることが出来たと思いましたが、この場所に来たのは父様の形見の包丁を追いかけていたからだと気が付いて包丁をジッと見ま
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