第二千八十八話 最悪の醜悪の後で
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第二千八十八話 最悪の醜悪の後で
フランスはその文字と広告をこれ以上はないまでに軽蔑しきった目で見ながら一緒にいる面々に言いました。
「行こうな」
「ああ、こんなとこさっさと去ろうな」
イギリスも同じ目で言います。
「悪臭がしそうだしな」
「見ているだけで目が腐るある」
中国もとても嫌そうです。
「本当にひでえある」
「人間も国家も恥を忘れたら駄目だな」
アメリカは心から思いました。
「こうなるからな」
「わても凄い嫌ですわ」
大阪もげんなりしています。
「自分のとこの企業やさかい」
「何処にもいいものと悪いものがあります」
イギリス妹は落ち込む大阪に声をかけました。
「しかも貴方がされたことではありません」
「あくまでこの企業がしてることですか」
「はい、要はバーゲンには行かないことです」
この百貨店のというのです。
事実大阪達は百貨店の中には入りませんでした、これ以上はないまでに腐った醜いものを見る目で見てから去っただけでした。
第二千百八十八話 完
2022・10・29
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