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ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第90話
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は悟林に大人しく従う自分に苦言を呈していたが、あれは仕方ないと思う。

最後の蹴りを叩き込んで地面に転がすと、とどめの一発を放つために両腕を広げて気を高めた。

「「これでお前もお終いだ!ファイナル!!」」

両腕を前に突き出して両手に気を集中させるとジャネンバが技を阻止しようと飛び掛かる。

ジャネンバの拳がゴテンクスの顔面に叩き込まれるが強大な気で守られているゴテンクスにダメージはない。

次の瞬間、超サイヤ人3に変身してフルパワー状態となるのと同時に集中していた気を解放した。

「「フラーーーッシュッ!!!」」

片方の父親が編み出した絶大な破壊力を誇る気功波を零距離で喰らったジャネンバは一瞬で消滅した。

「はあっ!!」

「だりゃあっ!!」

ジャネンバ本体が消えたことでジャネンバの分身体も消え、2人の攻撃は空振りで終わる。

「あら、終わっちゃった」

「でもこれであの世は元に戻りますね…2人のところに戻りましょう」

「そうだね……うん、私に強気で言い返せるようになったようだし、少しは成長を認めてあげよう」

「姉さん…」

「良く良く考えたらお前が死ぬってことはビーデルさんとパンちゃんも危険ってことだし…流石に2人が危ない目に遭うのは駄目だから特別に鍛えてあげる。ただし弱音を少しでも吐いたらもう付き合わないから」

悟林と悟飯はゴテンクスの元に向かうと超サイヤ人3ドラゴンボール強化フルパワーの状態で最大出力のファイナルフラッシュを放ったせいかフュージョンが切れて分離していた。

「「「「……何これ?」」」」

真っ黒焦げになった赤鬼が痙攣しながら倒れていた。

閻魔界に戻り、デンデの能力で治療して事情を聞いた。

赤鬼は上司の青鬼曰くかなりの問題児で人手不足でなければ確実にクビにされている人物である。

片付けを任せれば踊り出し、ただサボるだけならまだしも書類を滅茶苦茶にする。

言うまでもないがこの閻魔界の書類はあの世に来た人々の記録でもあり、転生のことも含めて重要な代物だ。

地獄行きの悪人の邪気を溜めるタンクの管理を任せればタンクの中身が満タンになっても踊りに夢中でタンクを爆発させることもたまにやらかす。

特に最近は極悪人の邪気の浄化が忙しく、モロやセルマックスのような怪物の邪気と言うとてつもなく危険な物を扱っていたのにやらかしたのである。

話を聞くごとにどんどん悟林、悟飯、悟天、トランクスの表情は失くなっていく。

「へえ、つまりこの騒動はお前が真面目に仕事をしてなかったせいなんだ?」

「悪人が現世に現れたりしたのも君のせいってことかい?」

「僕とパレスちゃんのデート、台無しにしてくれたね?楽しみにしてたのにどうして
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