第七十二話 満ち足りた夏休みその五
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「これからも」
「そうしたことを守ることもね」
「お店は大事ですね」
「そうだからね」
それ故にというのだ。
「しっかりしていきましょう」
「そうします」
「私もそうしていくし」
「これからもですね」
「お店で働いているから」
だからだというのだ。
「私自身もね」
「個人情報には触れないことですね」
「インターネットでもやたらと個人情報求める人いるけれど」
「胡散臭いですね」
「そこから恫喝することもね」
そうしたこともというのだ。
「あるから」
「要注意ですね」
「もうインターネットでやたら個人情報狙う人いたら」
それこそとだ、咲に話した。
「付き合わないことよ」
「絶対に碌でもない人ですね」
「所謂ネットゴロとね」
ならず者と言っていい、そうした輩は何処にでも存在するものでありインターネットの世界においても同じであるのだ。
「思ってね」
「そうしてですね」
「関わらないことよ」
「下手したら犯罪者かも知れないですね」
「犯罪者とは関わらないことよ」
まずはというのだ。
「それで犯罪者とわかったら」
「その場合はどうすればいいんですか?」
「黙って離れることよ」
それがいいというのだ。
「自分が利用されるか巻き込まれる前にね」
「その前にですね」
「離れて」
そうしてというのだ。
「難を避けることよ」
「事前にですね」
「してしまう犯罪者もいても」
知らなかったり仕方なくだ。
「自分から進んでする様ならね」
「ガチですね」
「そう、ガチの犯罪者だから」
即ち確信犯のというのだ、過失犯と確信犯は違うということだ。どちらが罪が重いかは言うまでもないことだ。
「個人情報やけに狙う様なら」
「まさにガチですね」
「その犯罪者だから」
それ故にというのだ。
「離れることよ」
「そして関わらないことですね」
「自分から進んで犯罪をやる様なら」
それならというのだ。
「言い逃れ出来ないからね」
「知らなかったとか生きる為に仕方なくならですね」
「更正の余地があるけれど」
それでもというのだ。
「自分から進んでして儲けるとかなら」
「もう言い逃れ出来ない位で」
「そうしたことする様なら逮捕されても言い逃れようとするけれど」
自分が助かる為にだ、それこそどんな嘘も吐いてだ。
「そこで責任転嫁とか擦り付けをね」
「自分が助かる為に」
「しようとするから」
「そこで付き合いがあるとですね」
「自分が逃げる為に身代わりにされるから」
自分が知らないうちにだ。
「そうなるからよ」
「関わらないことですね」
「最初からね」
まさにというのだ。
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