第五百十三話 ゲティスバーグの激戦その十七
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「だから時が来ればな」
「一気にやります」
「俺もあと一回は撃てるからな」
ゾルダも言ってきた。
「やってやるな」
「宜しく頼む」
「あと三割だ、やっていくか」
ゾルダは今度はスサノオを見て言った、そうしてだった。
戦士達は激しい戦いを続け遂にスサノオが全身から火を噴いた時にだった。
戦士達は総攻撃にかかり全てのライダー達がファイナルベイントを放った。それは蹴りによるものだった。
最後の総攻撃を受けた神は動きを止めた、そして静かに言ってきた。
「今回も満足出来た」
「それれは何よりね」
「負けてそう言われるなら十分だわ」
エルネスタとカミラが応えた。
「では今回も私達の勝利ね」
「それでいいわね」
「如何にも。では一月後ワーテルローで会おう」
スサノオは次の戦場の話をした。
「それでいいな」
「望むところだよ」
ワーテルローと聞いてだった、エドワードは明るく笑って応えた。
「ではそこがね」
「君達と私の次の戦いの場所だ」
「そういうことでね」
「そこでまた楽しもう」
是非にと言うのだった。
「それでいいな」
「いいよ、今度はそこで貴方が敗れるね」
「ナポレオンの様にだ」
「今度は貴方が負けるということですね」
リムシィとソーニャが応えた。
「ではです」
「そこで雌雄を決するとしよう」
「君達の力をまた見せてもらおう」
最後にこう言って爆発してだった。
スサノオは姿を消した、そのあとでランディ=フックが言った。
「じゃあ休んだ後で」
「次はワーテルローか」
春馬が応えた。
「そちらに行って」
「また準備をしようね」
「幾らでも戦ってあげるわ」
アーサーは冷静な声で述べた。
「そちらがそうしたいのなら」
「そうね、じゃあ次はそっちに行きましょう」
リン=ディヴズの声は明るいものだった。
「暫くここでゆっくりしてね」
「じゃあ次も頼むな」
城戸は仲間達に告げた。
「次に一緒に戦う連中と宜しくな」
「はい、やらせてもらいます」
可奈美が笑顔で応えた。
「次も」
「そうしてくれよ」
こうやり取りをしてだった。
城戸も他のライダー達も仲間達と共にまずは身体を休めた、三度目の決戦も人間達の勝利に終わったが死闘はまだ続くのだった。
第五百十三話 完
2022・3・23
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