第十一話 ノヴォデヴィチ女子修道院のソフィアその十一
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ないよりましか」
あるのとないのとでは大違いだ。それは薬も同じなのだ。
「ではだ。その薬をだ」
「手に入れられますね」
「そうしよう。楽しみには代えられない」
「はい、薬を使えば」
「犯す時が全く違うな」
陵辱、その愉しみについてだ。由人は下卑た笑みで言及した。
「使ってするのも。相手を打ってから犯すのもな」
「薬を使ってのセックスこそ最高の娯楽ですね」
「特にレイプはな」
あえてだ。由人はこの表現を使ってみせた。そしてだった。
由人はあらためてだ。一郎に対してこのことを言った。
「それでだ。藤会とのつながりはだ」
「そのことは御安心下さい」
「本当に大丈夫なのだな」
「はい」
そうだとだ。一郎は落ち着いた顔で彼とは対象的に不安な顔になっている由人に対してこう答える。一応表情は落ち着いたものになっている。
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