第89話
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ら力がかけ離れてるからって双子の姉貴に言われ放題で悔しくねえのかてめえは?」
「そ、それは…悔しいです…」
「何で立ち向かおうとしねえ?話を聞く限りてめえの姉貴はサイヤ人に近え考え方だ。この甘ったるい病気持ちに似てんなら少なくても根性さえ見せりゃあ馬鹿にはしねえよ。昔のギネみてえに間抜けな顔しやがって」
「何だってーーーっ!?」
馬鹿にされたギネは怒ってバーダックの頭を叩くが、バーダックには大したダメージにはならない。
「根性…」
何度やられても立ち上がり、ぶつかっていく。
力の大会の前に言われたことがある。
自分に必要なのは幼い時にあった根性だと。
「まあ、後はてめえらガキ共の問題だ。てめえが認められるような根性見せられず見下されたまま終わるか見直されるかはどのみちてめえがやらなきゃ何にもならねえ。カカロットはどうもガキに甘えみてえだ。ギネの血が濃いみてえだな。」
「良いじゃないか優しい子に育ったんだから!」
「優しいサイヤ人なんか惑星ベジータじゃ笑い者だぞ」
こうして喧嘩する祖父母。
会う機会などないと思っていたが、こうして会えたことを考えるとこの事件も害悪だけではなかったらしい。
「いやー、それにしてもカカロットは娘もいるんだろ?会ってみたいねぇ」
「無理に決まってんだろ馬鹿。こいつはお前に似てドジだからさっさと死んだんだろうがまともなサイヤ人なら、強え敵と殺り合ってマシな死に方してるだろうぜ」
「馬鹿とかドジって言うなあっ!!」
「おーい、悟飯ちゃん。ちゃんと結界何とかしてる?」
地上の敵を一掃し、残りをピッコロとヤムチャ達に任せてデンデと共に戻ってきた悟林。
突然の悟林の登場にフリーズする一同。
悟林はバーダックとギネに驚くものの、サボっている愚弟に拳骨を入れた。
「痛あっ!な、何するんですか姉さん…痛たたたっ!?」
愚弟にアイアンクローを噛ます悟林。
「お前ね、結界任せるって言ったのに何で壊してないの?サボってお喋りとは良い御身分だねぇ」
「え、えっと…その…途中でお祖父さんとお祖母さんが出てきたもんで…」
「へえ、随分下手くそな嘘だね悟飯ちゃん」
冷たい笑みを浮かべながらそのまま力を入れようとする。
バーダックは妻に似た孫娘のサイヤ人らしい部分を見て違和感を感じる。
「(どうも、ギネに似てるせいか違和感しかねえ)」
「ねえ、あんた!あんた本当にカカロットの娘なのかい!?」
「え?カカロットって…もしかして本当にお祖父ちゃんとお祖母ちゃんなの!?」
「そうだよ、うわあ…本当にあたしとそっくりだ!」
「へえ、悟飯ちゃんの即席の嘘じゃなかったんだ。初めまして、お
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ