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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第99話 重力の魔窟に向かえ!ヘビーホールを攻略せよ!
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霊と栄光の盾』、後『刹那の絶園』や『怪人達の仮面舞踏会』といったモンがあるな」
「なんか全体的に中二臭いわね」
「……神器って言うのはそう言うもんだ」


 アザゼルさんは今後三大勢力に人工神器を配給してデータを取るみたいね。イッセー君がどんな人工神器があるのかと聞いてアザゼルさんが得意そうに話すがティナさんのツッコミに顔をしかめる。


「あら?アザゼルおじ様、『閃光と暗黒の龍絶剣』というのは無いのですか?」
「はっ?何でお前がそれを?」
「前に酔ったお父様がおじ様の傑作品の一つだって言っていたのを思い出したので……」
「あいつぅ!娘に言いやがったなぁ!?」


 朱乃さんが言った閃光と暗黒の龍絶剣という人工神器の名前を聞いたアザゼルさんが信じられない物を見たような顔で彼女にどこで聞いたと聞くと、朱乃さんはお父さんであるバラキエルさんから教えてもらったと答えた。


 それを聞いたアザゼルさんは顔を真っ赤にして怒ってしまった。


「どうしたんですか、アザゼルさん?その閃光と暗黒の龍絶剣っていう人工神器になにかあったんですか?」
「やめろ!ソレの名前を言うんじゃねえ!……はぁ、閃光と暗黒の龍絶剣っていうのは俺が昔トチ狂って作った人工神器の事だ。中々の傑作でカッコイイ名前を付けたんだが後になって余りにも中二臭くなっちまったと後悔しているんだ」
「確かに神器の中でも特に中二臭い名前ですね、閃光とか暗黒とか……思春期中学生がやる『僕が考えた一番強い武器』みたいです」
「だが当時の俺は何を思ったのか部下に自慢しまくった。その結果堕天使どころか悪魔や天使にも知れ渡ってな、一時期『閃光と暗黒の龍絶剣提督』なんて酷いあだ名を付けられてからかわれたもんだよ……まさに黒歴史だ」


 イッセー君の質問にアザゼルさんは恥ずかしそうに答えた。私はカッコいいと思うんだけどなぁ、閃光と暗黒の龍絶剣を装備したイッセー君に寄り添って漫画のヒロインみたいなポーズがしたいわね!絶対に絵になるはずよ!


「まあ人にはそう言うものがありますし精神が人間に近い堕天使も黒歴史はあるでしょう、俺は全然良いと思いますよ。閃光と暗黒の龍絶剣提督」
「そうよ、私だって恥ずかしい過去はあるし気にすることはないわよ。閃光と暗黒の龍絶剣提督さん♪」
「お前らなぁ!!」


 イッセー君とリアスさんがアザゼルさんをからかうと、彼は怒って異空間から剣を取り出した。


「げっ、まさかそれは……!」
「そんなに見たけりゃ見せてやるよ!これが閃光と暗黒の龍絶剣だ!」
「ちょっと!そんな危ない物をここで振り回さないでよ!」
「うるせー!人の黒歴史ほじくった奴が悪いんだぁ!!」


 その後アザゼル先生を落ち着かせるのに苦労したわ、大人
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