暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第99話 重力の魔窟に向かえ!ヘビーホールを攻略せよ!
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たく……」
リアスさんの言う通り堕天使で私達より長い年月を過ごしているアザゼルさんはこの環境を耐えられるはずなんだけど、本人は楽がしたいって言うからリアスさんが呆れていた。
「いやいや、そんな顔するなって。今は無理だが俺がこの世界の素材を知っていけば完全に重力の影響を無くす道具を作れるようになるかもしれないだろう?それだけじゃなく極端に熱い場所や逆に寒い場所にも行けるように出来る道具が作れるようになるかもしれないだろう?そうすれば多くの美食屋が行動範囲を広げることが出来るんだぜ?」
「なるほど、それは良いかもしれませんね。実際に強い猛獣は少ないけど過酷な環境の場所はG×Gには多くあるし、それで死んでしまう美食屋も多いですからね」
アザゼルさんは自分が多くの素材を手に入れれば環境による被害を無くせる道具を作れるかもしれないと答えて、イッセー君もいいかもしれないと言った。
「確かにもっと多くの美食屋の人が行動範囲を広げられるようになればそれだけ食材を確保できるって事になりますからね」
「今問題になってる食料の分配に差が出るっていう問題も解決できそうですね」
祐斗君は環境の被害を無くせれば多くの美食屋が活動できる範囲が増えて、結果的に食材を多く確保できるようになると言い、ギャスパー君はそれで今この世界で問題になってる食料を平等に分配できないという問題が解決するかもしれないと言った。
難しい問題はよくわからないけど、要するに沢山の人が美味しい食材を味わえるって事よね?それって良いことだわ!
「でも悪用されないかしら?今でも絶滅しかけている貴重な猛獣や食材を乱獲したりする奴らがいるのよ」
「そりゃそうだがリスクだけを恐れて行動しないってのは駄目だろう。それじゃ技術は進歩していかない」
リアスさんはそんな便利な道具を世に出したら悪用する人が出るのではないかと言うと、アザゼルさんはそれを肯定しつつも出さないという選択肢は無いと答えた。
「技術っていうのは日々進歩していくものだ、便利なものが出来れば皆が喜ぶが絶対に悪用しようって奴は出てくるのが世の常識だ」
「確かにこの世界でもGTロボが美食會に悪用されていますね……」
「あのロボットは凄いよな。D×Dではまだあそこまでの技術は無い、一体貰えないかな?」
「先生、話がそれてますよ」
アザゼルさんは技術の進歩は良いことだがそれを悪用する人間は必ず出てくると言い、朱乃さんはGTロボという物について話しをする。
私達は見た事ないけど確かベジタブルスカイで見た謎の生物によく似たロボットなのよね?アレを美食會って奴らが悪用してるみたいなの!
美食會はアイスヘルで出会ったけど酷い奴らだった
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