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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第99話 重力の魔窟に向かえ!ヘビーホールを攻略せよ!
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に間違いなんてないんだからしっかりと守らないとね。


 それに私は黒い靴が目立つけど、エクソシストとして武器の扱いはお手の物よ!祐斗君から魔剣を借りてるから戦闘面では後れを取らないわ!


 そして私たちは深い谷底を進んでいくのだった。


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 暫く下に降りているけど全然そこが見えないわね。しかも普段は黒い靴で飛んでるから実感しにくいんだけど、こうやって足で降りていくのって想像以上に大変ね。帰ったらもっと肉体的なトレーニングをしないといけないわね。


「ほら、イリナ。掴まれ」
「ありがとう、イッセー君」


 先に先行しているイッセー君に手を差し伸べてもらいゆっくりと地面に足を付ける……おっとっと。


「大丈夫か?」


 体勢を崩した私をイッセー君が掴んで受けとめてくれた。


「うん、大丈夫だよ。ありがとう、イッセー君。でも予想以上に動きにくいね」
「ああ、普段慣れている重力より徐々に強くなっていくからな。自分で思ってる以上に動きに影響が出てくる」
「そっか、普段と同じように行動しようとしたら駄目なんだね」


 ちょっと体が重くなったと思ったけど、それだけで動きに影響が出ちゃうんだね。私達が普段どれだけ快適な環境で生活してるのか身に染みるよ。


「アーシアとティナは大丈夫か?ルフェイの作った重量の影響を軽減する指輪はちゃんと効果を発揮してるか?」
「はい、今はまだ全然大丈夫です」
「私も大丈夫よ」
「そうか、ただ重力が増加していくっていうのは肉体的にも辛いがどちらかと言えば精神的にもクるからな。二人は俺達と違って体は普通の一般人だから、体調が悪くなったら直ぐに言ってくれ」
「分かりました」


 アーシアさんとティナさんはルフェイさんが作った重力の影響を軽減する指輪を嵌めているわ。


 グルメ細胞を持っているイッセー君、悪魔や堕天使の皆は肉体的に強いし、私やゼノヴィアが着ている教会のエクソシスト専用スーツは環境の変化に対応できるように魔法がかけられているの。


 でも二人は一般人と同じ身体能力だからイッセー君は猶更心配なのね。でもやっぱり二人は根性があると思うわ、だって全然苦しそうな顔をしていないんだもの。


「それにしてもこの指輪凄いな、俺なんて全然重力の影響を感じないぜ」


 アザゼルさんは自身の指にはめた重力の影響を軽減する指輪をジッと見ていた。


「なんで堕天使である貴方がそれを付けてるのよ?肉体的には私達より強いでしょ?」
「だって無理なことはしたくないからな。俺はレアな素材が欲しいだけで修行したいわけじゃないんだ」
「そんな理由で付いてきたのね。まっ
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