第十一話 ノヴォデヴィチ女子修道院のソフィアその四
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
っていうか二十人一晩でバラバラにしたのかよ」
「どんなサイコなんだよ」
サイコ殺人と思われた。多くの者から。
「まあ相手がヤクザだからな」
「ヤクザなんて社会のゴミだからどれだけ殺されてもいいけれどな」
「それでもこれはないよな」
「嬲り殺しにしてるみたいだしな」
「目とか鼻もくり抜いたりそぎ落としたりしてるらしいぜ」
「うわ、マジでキチガイだな」
「そこまでしてるのかよ」
学生達はそのことを聞いてその顔をさらに顰めさせた。
「というか本当におかしいだろ」
「何をどうやったらそんな殺し方ができるんだよ」
「しかも二十人もかよ」
「普通、いや殺人自体普通じゃないけれどな」
この人間としての常識の観点からだ。話されることだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ