R7話 Death game【物語】が動き出す
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トである。
その中で2人……メンバーの,シンは退屈そうに小汚いソファに寝転がる。
「あーあ、つまんね。そろそろ暴れてぇのによ〜!」
「落ち着きなシン。もうすぐ淳一から指令が降るはずさ……ゼロワンとの戦闘をね。」
「アイツとの戦いは震えたぜ。もう一回勝負してぇな〜」
「私も……あんなボウヤに負けたままも恥ずかしいしね。」
「ん…?」
相方である女戦士 アキの「ボウヤ」という言葉に疑問を抱くシン。早速それを訪ねる。
「ボウヤ?アイツは女だろ?」
「あらそう?でも自分のことボクって呼んでたわよ?それに戦い方も女にしては少しモーションが大きかった気がするわ。」
「男の娘……?それとも男が女装してんのか???ま、どっちでもいいや。」
チリリン!チリリン!
アラートのような音がその建物に響く???緊急連絡、もといリーダーである羽田淳一 仮面ライダーグレイブからの連絡だ。
「ほら来たわ……いくわよシン!」
「おうよ!」
2人はその連絡通話を???開始する。
????※????
コツコツコツ……
菜々は先ほどの一仕事を終え、校舎を渡り歩く???ふと1つの念からポケットに入れていた紙切れを取り出す……伊口イフトの連絡先だ。
「(弟……ですか。)」
弟の名は那由多???限りない存在を現した言葉……長生き、永久の繁栄を願った名前。どういうわけか、せつ菜…刹那という言葉と対照的である。
永遠の一瞬……刹那な永遠か。
自分がそれを意識して「せつな」と名付けたかどうかは、当事者たる菜々すらわかっていない???本人はアニメキャラから取ったと思い込んでいた。
「(もし生きているなら……高校一年生ですか??でもあの人が妙に胡散臭いですね。)」
イフトの胡散臭さは否めない???人柄に関わらず…だ。そもそも最悪を想像すれば、「弟を誘拐した」連中とも解釈できなくもない。それ抜きにしても「自分の知らぬ過去」などと謳う者に信用など置けるはずもない。
「(早々には決められません……)」
再び紙切れをポケットにしまう菜々???すると聞き覚えのある曲がピアノ調で流れてくる。
「(これは……!)」
その音源を求めて、菜々は音楽室へと向かう???と、そこには……
〜〜〜♪
「なんでその曲を??」
「……?うわっ!せ、生徒会長!!」
菜々がふと呟いたことで驚くのは、高咲侑。弾いていた曲はCHASE!???せつ菜のシングルだ。内心複雑な気持ちな菜々であるが、音楽室の無断使用は見逃せない。
「高咲侑さん、音楽室の使用許可は取ったんですか?」
「いや〜
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