次世代のフュージョン編
第87話
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真面目に働くオニ。最近は極悪人の数が増えてきて極悪人用のタンクをフル稼動しても間に合わないオニ!今から古いタンクも出してくるから早くタンクを換えるオニ!!」
少し前まであの世にいたフリーザ、セル。
そしてつい最近はセルマックスやらモロやらモロに従っていた犯罪集団の死人の処理のせいで邪気浄化の作業は慌ただしく正に地獄のような忙しさだ。
最新型のタンクでも一度に浄化しきれない時点で最近の極悪人共が如何に恐ろしいのかが分かる。
怒りながらも慌ただしく走り去っていった青鬼に若い赤鬼は困ったように呟いた。
「あいつ、本当にお節介焼きだオニ…悪い奴じゃないんだけど…」
しかし、何度もやらかして給料が本当に僅かになってきているため、赤鬼は踊りたい欲求を我慢して全てのタンクを交換する。
爽やかな汗をかいてそれを拭いた後に再び踊り始めた。
普通ならばこれでしばらくの時間は大丈夫だっただろう。
しかし、今回は運悪くモロの魂の浄化作業の時だった。
あっという間に全てのタンクが満タンとなり、爆発した。
「へーーーいっ!?」
そして赤鬼は異形の怪物となってあの世は大混乱に陥り、閻魔大王達の奮闘も虚しく怪物が現れてからしばらくして現世に死人が蘇った。
「ありゃー」
「“ありゃー”じゃないわよー!!」
カプセルコーポレーションに死人が押し寄せてきて取り敢えずトランクスと一緒に蹴散らしながらブルマ達を安全な場所に避難させた。
「悟林さん、どういうことなんだろう?」
「んー?死人はあの世の…閻魔様の管轄だからねぇ…多分あの世でトラブルがあったんだよきっと。何なのかは知らないけど」
「姉ちゃーんっ!」
「あ、悟天」
彼女とのデートをしていたはずの悟天が慌ててやってきた。
「何事なの姉ちゃんこれ!?折角パレスちゃんと楽しくデートしてたのにいきなり死人が現れてさ!」
「そうか…大変だったな…」
自分もデートを妨害された苦い過去があるためにトランクスは悟天に同情した。
「本当だよ!デートは滅茶苦茶にされるわスマホは壊されるわで散々だよ!!まあ、超サイヤ人になってぶっ飛ばしたらパレスちゃんにメロメロになられたのは嬉しかったけど…」
「お前はブレないな本当」
自分の気持ちに素直すぎる悟天にトランクスは溜め息を吐いた。
「ちゃんとパレスちゃんは避難させた?」
「勿論、安全な場所にパレスちゃんの家族も避難させたよ」
「よろしい!でも、どうしよう…お父さんがいないからあの世には行けないし…」
「何で孫君やベジータがいない時にこんなことになるのよ!フリーザとかモロとかレッドリボン軍とか!!」
「そう言えばお父さん達は変な人達と一
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