第五百十二話 赤壁の戦いその九
[8]前話 [2]次話
コーデリアはその茶を飲んで言った。
「あったかくてね」
「美味しいですね」
「そうですよね」
平乃と共ににこりとなっている。
「寒いですからね、ここは」
「だからですよね」
「はい、戦っている時はいつも動いているので」
「暑い位ですが」
「休憩に入りますと」
「急に冷えを感じますからね」
だからだというのだ。
「本当にです」
「あったかいものが嬉しいですね」
「お茶にしても」
「それでグル」
お茶を出すグルが笑顔で応えた。
「お茶は熱いものにしているグル」
「そうなのね」
「そのお茶を飲んでグル」
そうしてというのだ。
「あったまってグル」
「寝るのね」
「そうするグルよ」
コーデリアに笑顔のまま話した。
「皆そうするグル」
「いや、こうした時はです」
加々美は幾つもの身体で話した。
「私自身助かっていると思います」
「確かにな」
「そうよね」
次子と咲も話した。
「分身出来たら」
「本当に助かるな」
「正直羨ましいよ」
ネロも茶を貰って言った。
「分身出来るとね」
「私もそうした力を身に着けられたら」
エルキュールも言うことだった。
「どれだけ便利か」
「速く動いたら出来ます?」
シャーロックはこう考えた。
「そうしたら」
「無理に決まってるでしょって言いたいけれど」
心衣はシャーロックと一緒に飲みながら言った。
「黄金聖闘士の人達なんかね」
「出来ていますよね」
「忍者の人達もね」
「じゃあ私達も」
「やってみる?」
「今度そうしてみましょう」
「あの、前から思っていたけれど」
千代里はお茶を出しつつミルキィホームズとG4の面々に言った。
「皆さん仲よくないですか?」
「それは私も思っていた」
寿麗も言ってきた。
「どうもな」
「そうよね」
「シャーロックさん達の世界では探偵と警察は仲が悪い」
寿麗はこのことを話した、彼女達にしても他の世界のことは知っていてそれで頭に入れていることであるのだ。
「共に怪盗と戦っているが」
「私と公でよね」
「いがみ合っていると言うが」
「何かね」
美優希も言った。
「どうもね」
「この人達仲良しだぱーー」
ころ美は美優希と共に茶を煎れつつ話した。寿麗はそれを千代里と共に出している。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ