第二章
[8]前話
運営に言いつつだ、議論に入った。
「通報してる奴いつも通報してるよな」
「一体どんな奴だ」
「自分さえよければいい奴だろ」
「他人はどうでもよくてな」
「荒らしには屈しないとか言ってもな」
「あぼーん登録すればいいだけだろ」
「運営もあんな通報受けるなよ」
運営批判にもなった。
「何で過疎板のどうでもいいスレで俺達が迷惑するんだ」
「俺達全員の頭痛の種になってんじゃねえか」
「通報してる奴にも言わないとな」
「あいつがあぼーん登録すればいいだけだしな」
口々に話してだった。
アク禁が解除されるとすぐにそのスレッドに行って言った。
「何が荒らしに屈しないだ!」
「お前があぼーん登録すればいいんだよ!」
「お前一人の行動で俺達が迷惑してるんだ!」
「もうこのスレッドのルール自体変えろ!」
「板のもな!」
「これ以上このスレでアク禁されてたまるか!」
「ふざけるな!」
通報していた人間だけでなくだ。
板全体の話になり運営の在り方も問われた、そうしてだった。
彼等のアク禁の不安はなくなった、だが。
彼等はここで話した。
「ふざけた話だった」
「全くだな」
「過疎板のどうでもいいスレで荒らしが一人出て」
「一人の馬鹿が通報してだ」
「俺達全員が迷惑するなんてな」
「それも何度も」
「こんなふざけたこともあるんだな」
彼等は口々に話していった、実際には掲示板に書き込みをした。
「二度とこんなことあって欲しくないぜ」
「全くだな」
「本当に思い出しただけで腹が立つ」
「何が荒らしに屈しないだ」
「その前にあぼーん機能あるから使え」
「手前の正義感の前に周りの迷惑考えろ」
「心底迷惑なんだよ」
騒動が終わっても腹立たし気に言っていった、そしてだった。
アク禁になった面々の多くは通報者に対して迂闊に信じない様になった、迷惑をしたので。以後そうなったのだった。
通報厨 完
2022・10・24
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