第五百十二話 赤壁の戦いその六
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「違ったか」
「俺は勉強はしないからな」
幸一は自分からこう言った。
「だからな」
「あの、もう常識なのでは」
半蔵門雪が言ってきた。
「流石に」
「赤壁のことはか」
「はい、三国志のゲームもされましたね」
「ああ」
幸一はラーメンを食べつつ答えた、もやしと葱がかなり入っていてメンマやチャーシューも入っている醤油味のものだ。
「そうだがな」
「それならご存知では」
「ステージの名前で出ていたかというとな」
「覚えてますか」
「そういえばな」
「だから要さんに言われてですか」
「そういえばとなったんだ」
こう話した。
「俺もな」
「俺でも知っているぞ」
ラーメンを作った女木島が言ってきた。
「料理だけの俺でもな」
「あたしも知ってるよ」
竜胆も言ってきた。
「流石にね」
「一般常識だ」
こう言ったのは斎藤だった。
「お主もう少し勉強した方がいいぞ」
「勉強なんかしなくても生きていられるだろ」
幸一はこう返した。
「だからいいだろ」
「ううむ、それがお主の考え方か」
「俺の頭の中にあるのはな」
それは何かというと。
「女だ」
「それだけか」
「ああ、他にもあるがな」
それでもというのだ。
「勉強はな」
「しないか」
「高校を卒業したらいいだろ」
それでというのだ。
「もうな」
「あの卒業出来ます?」
雪はそこを問うた。
「それで」
「追試を受けまくるとな」
「そうだといいですが」
「安心しろ、迷惑だからと高校に言われていてな」
それでというのだ。
「留年はだ」
「しないんですか」
「だから追試もですか」
「受けさせられていてな」
それでというのだ。
「卒業は出来る」
「そうですか」
「そして高校を卒業したらだ」
そこからのことも話した。
「もう決まっている」
「又吉さんのところで、ですね」
エレンが言ってきた。
「お世話になるんですね」
「霧子と共にな」
「それは何よりですね」
「そしてだ」
ダイミダラーと共に戦いつつさらに言った、巨大ロボットだけありかなりの戦力になっていることは間違いない。
「ペンギン達も一緒だ」
「頼りにしてるわよ」
ダイミダラーの肩にいて戦うリッツが嬉しそうにウィンクして応えた。
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