第五百十二話 赤壁の戦いその一
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第五百十二話 赤壁の戦い
戦士達は赤壁に来た、そこには津上と氷川、葦原そして木野もいた。そして彼等の仲間達もそこにいた。
津上は自分達の目の前に広がる長江を見て仲間達に話した。
「さて、それじゃあね」
「はい、今からですね」
「決戦の用意に入ろうね」
共にいるイカロスに応えて話した。
「そうしようね」
「わかりました」
「スサノオは準備が整ったらね」
「すぐにでも来ますね」
「そうしてくるから」
だからだというのだ。
「態勢もだよ」
「整えておきますね」
「万全の状況にして」
そのうえでというのだ。
「勝とうね」
「わかりました」
「ただ決戦がはじまるのは何時かはですね」
丸井が津上に言ってきた。
「スサノオは言ってませんでしたね」
「そうだったね」
「今僕達は関ケ原の戦いを終えたばかりで」
「疲れてるね」
「はい、今すぐは」
「では十日後としよう」
ここでスサノオの声がした。
「それでいいだろう」
「十日後ですか」
「そうだ、決戦は常にだ」
「戦いが終わって次の場所に着いて」
「十日後にだ」
その時にというのだ。
「戦う様にしよう」
「では今からですね」
「私は十日後君達に長江から攻める」
その場所も話した。
「そうさせてもらう」
「わかった、十日後だな」
木野はその声に顔を向けて答えた。
「その時にだ」
「私を迎え撃つか」
「そして戦う」
こう言うのだった。
「そうするとしよう」
「ではな」
「じゃあ皆十日後に戦う様にしよう」
氷川は仲間達に話した。
「そうしよう」
「わかりました」
ファリアが応えた、今も愛猫は共にいる。
「では十日後にはじまるということで」
「準備をしていこうね」
「そうしていきましょう」
「まずは休憩だ」
こう言ったのは葦原だった。
「皆かなり疲れているな」
「正直関ヶ原での戦いを終えてすぐにこの赤壁に来ましたから」
コッコロが答えた。
「かなり」
「なら休むことだ、いいな」
「わかりました」
「疲れているとな」
葦原はさらに話した。
「戦いにも支障が出る」
「それは否定出来ないですね」
ワニベは葦原のその言葉に頷いた。
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