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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百十話 20××年 5月7日 その3
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の悲鳴が聞こえてくる。
「あれ...ヤヨイちゃんは?」
ヤヨイちゃんはいつの間にか、ナガツキちゃんの背後に移動していた。
「『人間の身体能力の限界を超えた高速移動』、それが断罪刀『弥生』の能力...そうでしょう、ヤヨイちゃん?」
「正解ですね...」
ヤヨイちゃんはナガツキちゃんの右側に移動する。
「右手が使えないからって、なめんじゃないわよ!」
ナガツキちゃんが左手に持った断罪刀『水無月』でヤヨイちゃんの断罪刀『弥生』を受けとめる。
「あなたの右手が負傷していなければ、今のカウンターで『水無月』の衝撃波を放てたはず」
「そうよ!右手が使えて、私の反応が遅れてなかったらあんた今頃、死んでたんだから!」
「それはつまり私の判断は間違っていなかったということです、さらに、こうして断罪刀『弥生』で『水無月』を押さえておけば、あなたは『水無月』を横に振るうことができない、つまり、『水無月』から衝撃波を放つことができない」
「全部、あんたの想定通りだったってて言いたいわけ?」
「賭けでした、私が右側から接近した際に『水無月』の衝撃波を打たれていたら、私はあなたの言っていた通り、死んでいました」
「でも、まだ!」
ナガツキちゃんが右足でヤヨイちゃんの腹部を蹴って、ヤヨイちゃんから離れる。
そして、ナガツキちゃんが左手に持った断罪刀『水無月』を横に振るう。
『水無月』から放たれた衝撃波が腹部にダメージを負ってベランダでうずくまるヤヨイちゃんに接近する。
ナガツキちゃんはヤヨイちゃんに衝撃波を回避されることを想定して、左手に持った断罪刀『水無月』を何度も横に振るう。
断罪刀『水無月』から連続して放たれた衝撃波がヤヨイちゃんを襲う。
「ヤヨイちゃん!」
俺は走って、うずくまっているヤヨイちゃんを正面から抱きしめる。
「なにやってんだ友助!」
「そうよ、友助!いますぐ引き返しなさい!」
父さん、母さん、ごめん、でも、こうすれば、俺はヤヨイちゃんの盾になれる。
「友助さん!どうしてこんなことを!」
「か、体が勝手に...!」
俺とヤヨイちゃんに断罪刀『水無月』の衝撃波が直撃する瞬間、周囲が光に包まれる。
道路側から放たれた無数の光線と衝撃波が断罪刀『水無月』の強力な衝撃波を相殺する。
「これは断罪刀『皐月』と『如月』の攻撃...もしかして...」
足音がこちらに近づいてくる。
「ギリギリ間に合いましたね、サツキさん」
「ええ。久しぶりね、ヤヨイに友助」
「へ〜あなたが高村友助?つーかヤヨイちゃん男の趣味悪くない?」
目を開けると、俺とヤヨイちゃんの前に、サツキちゃんと髪の長い巨乳の女の子を右肩に背負った背の低い女の子がいた。
「サツキちゃんにキサラギちゃんにミナヅキちゃん...どうしてここに?」
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